イギリスのお菓子は、シンプルが基本。そして見た目もダイナミック。だからこそ一つ一つの素材を際立たせたレシピが多い気がします。今回はバナナとトフィー(キャラメル)というイギリス人が大好きな食材を使ったバノフィーパイに挑戦。そう言えばイギリス人はスティッキー(ベトベト)も大好き!トフィーはそんなイギリス人が大好きなスティッキーの代表です。
サッチャー首相のお得意料理でもあったバノフィーパイは、1971年にイーストサセックスにあるハングリーモンクレストランで生まれたといわれています。オリジナルレシピは、缶に入った練乳を2時間くらい缶のままお湯で煮て練乳をキャラメル化し(今ではお手軽なキャラメル練乳も販売されています!)、パイ生地にこのキャラメル練乳を敷いてバナナを乗せてホイップクリームをたっぷり乗せるというもの。市販のパイクラストとキャラメル練乳の缶を買ってくれば5分でできます。
若者に人気のジェイミー・オリバーさんは、砂糖を使ってキャラメルを作ってその中につぶしたバナナとミルクを混ぜたものを合わせています。このやり方だと少しカロリーが抑えられそう。
イギリス人が愛する料理家メリー・ベリーさんは、バターと砂糖を使ってキャラメルを作った後に練乳を加えています。
昨日のカレー作りで残ったバナナで何か作れるものを、と思い立ちバノフィーパイを作ってみました。
ジェイミー・オリバーとメリー・ベリーの良いとこ取りのローカロリーのオリジナルレシピで!
【パイクラスト】
リッツ 小1袋(細かく砕く)
アーモンドパウダー 大さじ2(なくてもよい)
バター 大さじ1
ダークチョコレート (86%カカオ3個)
ビスケットを使うパイクラストはバターたっぷり。でもバターを使わないとクラストが固まらない・・・。そこで考えたのが体にも良いチョコレート!!我ながらすばらしい発見!
バターとダークチョコレートを湯煎で溶かし、砕いたビスケットと混ぜて、パイ型に敷き詰め、冷蔵庫で固める。
【トフィー】
黒砂糖 大さじ3
バター 大さじ1
でキャラメルを作る。今回は最後に練乳を隠し味程度に加えました。
その中に、つぶしたバナナにミルクを大さじ3ほど入れたものを加え、トフィーを作る。
冷やしたクラストの上に粗熱を取ったバナナトフィーを乗せて冷蔵庫で冷やす。
食べる直前にフレッシュバナナとホイップクリームを盛り付ける。
今回はカロリーオフのため、ホイップクリームは省略。
とっても美味しくできました!!
2020年5月16日土曜日
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