本日の発見: 1月 2015

2015年1月31日土曜日

Kringel （エストニアの菓子パン）

エストニア人がお誕生日などのお祝いの時に必ずと言ってよいほど食べる菓子パンKringelにインスパイアされ、「kringel風の菓子パン」を作りました。

本日バターに代えて使ったのはココナッツオイル。１年ほど前から近所のアメリカ系大型オーガニックショップでプロモーションを打っているな、と思ってたら、健康ブームで大流行だったようです。東南アジアでは身近な食材なのであまりありがたみが分かっていなかったのですが、ダイエットにも認知症の予防にも免疫力アップにも良いとかで、日本でも流行っているようです。

バターよりは健康的という理由で使ってみましたが、ココナッツオイルの甘い香りで、美味しいパンができました！！

【材料】

＜生地＞

温めたミルク　１８０ＣＣ

ドライイースト　４グラム

砂糖　　　　　　小さじ１

強力粉　　　　　２カップ

薄力粉　　　　　１／４カップ

塩　　　　　　　　ふたつまみ

卵黄　　　　　　　１個分（残った卵白は冷凍保存しておくと便利です）
ココナッツオイル　大匙２

＜ペースト＞
カルダモンパウダー　少々（あるいはカルダモン１０個分の種を粉末状にしたもの）
シナモンパウダー　　大匙２
ココナッツオイル　　　大匙５
砂糖　　　　　　　　　　大匙５
＊スパイスはシナモンだけでも美味しいです。

【作り方】
温めたミルクにドライイーストと砂糖を入れ、卵黄と共に粉類に混ぜる。水気が混ざったらココナッツオイルを加えて、生地がまとまり、表面に艶が出てくるまで混ぜる。ラップをかけて１時間発酵。

その間中に入れるペーストの準備。
カルダモンの粒から種を取り、粉状につぶし、残りの材料と混ぜておく。

生地が２倍程度に膨らんだら麺棒で薄く延ばす。

伸ばした生地にペーストを塗る。（今回は砂糖大匙３とココナッツオイル大匙３にしたので、足りなかったようです・・・。）

端からくるくると巻いて

包丁で半分に切れ目を入れ

２つに切って巻いて

200度のオーブンで２０～２５分焼いて出来上がり！

少し甘さを控えめにしてしまったので、蜂蜜と一緒に頂きました。ココナッツオイルとシナモンとカルダモンの香りが良く、美味しいクリンゲルができました！！

本日は今年初の合唱でした。新しい指揮者を迎え、来月の独立記念日に向けてがんばって練習しています！

【本日歌った歌】

Rannap "Rahu"

Ehala "Kodulaul"
Ehala "Laul inimlikkusest"

Aavik "Hoia, Jumal, Eestit"

WSET Level 2 レッスン２

本日午前中はシャルドネとピノノワールのお勉強。

シャルドネはあらゆるぶどうの産地で育てることが出来る品種です。ホームグラウンドはブルゴーニュ地方。造り手によって香りや味に色々な変化をつけられるので、中庸で白いキャンバスのような品種とのこと。寒い地域のシャルドネは酸味が強くキリリとした味が特徴です。暖かい地域のシャルドネはトロピカルな香りが魅力。

Joseph Drouhin Puligny-Montrachet
2012 　￡ 36.993

Chablis Premier Cru
Montee De Tonnerre, 2012 ￡ 27.99

Jacob's Creek Chardonnay
2013 ￡ 6.99

Coldstream Hills Chardonnay
2008　￡ 17.99

タンニンが低く、軽いワインの多いピノノワールのホームグラウンドもブルゴーニュ。赤いフルーツやキャベツのような葉の香りも華やかです。

Gevrey-Chambertin "Vielles Vignes"
2008 ￡ 41.99

Au Bon Climat Pinot Noir Santa Ynez Valley
Sanford & Benedict Vyd, 2012 ￡ 36.99

午後はカベルネソーヴィニヨン、メルローとソーヴィニヨンブランのお勉強。

カベルネソーヴィニヨンとメルローは一緒に育てられることが多く、ホームグラウンドのボルドー地方では、多くの場合ブレンドして使われます。カベルネは力強い黒いフルーツの香り、メルローは気候によって赤いフルーツやフルーツケーキ、チョコレートの香り。今回のワインは食べ物と一緒でないとなかなか楽しめない感じでした・・・。

J. Bouchon Merlot, 2012
￡ 8.99

Chateau Teyssier Saint-Emilion Grand Cru
2011 ￡ 16.99

Robert Mondavi Napa Valley
Cabernet Sauvignon, 2011
￡ 19.99

Chateau Batailley Grand Cru Classe
2008 ￡ 39.99

ソーヴィニヨンブランやピノグリージョはイギリスでは今ちょっとした流行なのだとか。酸味が強いソーヴィニヨンブランの爽やかな香りはサラダやフィッシュアンドチップスと合わせるのに最適。
今回のレッスンでは、新世界のワインはvalue for moneyを考えると大変すばらしいということが分かりました。ニュージーランドのソーヴィニヨンブランはグースベリーやパッションフルーツの華やかな香りでバランスもよく先生も絶賛していました。

Wild South Marlborough Sauvignon Blanc
2014 ￡ 11.49

Domaine Girault Sancerre
Le Chene du Roy
2013 ￡　14.99

2015年1月26日月曜日

デルフトからの届き物

届きました！先日のデルフト焼き。こんなに大きな箱に入ってきたので何事かと思いましたが・・・。

とても可愛らしい紙で包装されてきました。

期待以上に美しく焼き上がってきました！！ありがとうございます。いつか絵師として雇っていただけないかしら・・・。

濃淡をはっきりつけた方がデルフトブルーの素晴しさを生かせるようです。

2015年1月25日日曜日

Kartulisalat （エストニア風ポテトサラダ）

エストニア人のお客様をお迎えしたので、エストニア風ポテトサラダを作りました。
日本のポテトサラダよりもさっぱりしています。簡単で美味しいエストニアの味、是非お試しください！！

【材料】

ゆでたじゃがいも　大２　　　　（さいの目）
ゆでたまご　１　　　　　　　　　（さいの目）
きゅうりのピクルス　　小２（粗くみじんぎり）
ソーセージかハム　　適量（さいの目）

＜ドレッシング＞
マヨネーズ　　　　　大匙３
サワークリーム　　大匙３
塩、こしょう
レモン汁
（お好みでマスタード）

材料を切ってドレッシングで和えるだけ！お好みでたっぷりのディルを添えてどうぞ。その他ゆでた人参、玉ねぎのみじん切り、青りんごのさいの目切りなどを加えても美味しいです。

本日はお友達から頂いたエストニアと日本、お互いの隣国、ロシアのスパークリングロゼワインをお供に。

2015年1月24日土曜日

WSET　Level 2　レッスン１

せっかくイギリスにいるので、ほとんど飲めもしないのですが、土曜日集中ワイン講座に通うことにしました。

１回約４時間ワインのお勉強です。ワインの製造方法から地理まで色々学ぶことがあります。色や香り、そして味を通して５感が研ぎ澄まされます。ここでは主観に左右されず、ワインの価値を論理的に評価するという手法を学びます。
毎回１２種類のテースティングがあるのも楽しいのですが（もちろんテースティングですので、すべて吐き出します）、あまりにも色々考えることがあり過ぎて、テースティングしているそばから前のワインを忘れてしまうという悲しい結果に・・・。

最初のテースティングでのお気に入りは、２番目に頂いたフランスのアルザスのワイン。ゲヴルツトラミナー種を使ったバラを思わせる複雑な香りです。少し甘みがあるワインでした。先生はこれにもう少し酸味があれば、申し分ないワインではないかと言っていました。ハンガリーのトカイワインも申し分のない複雑さで美味しかったです。