久しぶりの再訪、代官山のSimplicite。
本日は個室でした。
最初の一品は海のシャルキュトリー。
シャルキュトリーを全てシーフードで作ったものです!この想像力と創造力がすごい!
クエのうろこせんべい。
これはスペインの柔らかい熟成サラミ、ソブラサータからインスパイアされた一品。富山の白エビを10日間寝かせてパプリカと合わせ紫蘇で巻いたもの。
熟成白エビ。
生ハムもどきは、中とろのマグロを2週間熟成させたもの。日本の気候で生ハムを作るのは湿気との闘いだということがよくわかりました。昨年は5キロの中トロをカビにやられてしまったので、今は冷蔵庫で熟成しているとのこと。
ベーコンもどきは、たこの塩漬けを燻製にしたもの。
イタリアのモルタデッラからインスパイアされたのは、クエの頭を使ったハムとピスタチオ。
蛸やイワシのコンソメを使った煮凝り。上にはイワシの骨のパウダーがかけられています。
紅ズワイガニ イクラ
そば粉のクレープの上にズワイガニのサラダ、さらにその上にはイクラが敷き詰められています。
マドレーヌ
定番の一品。カカオバターの中はオリーブのスープが入っていて口の中に液体が広がります。
桜海老
塩味のサブレの上にボルディエの有塩バター。その上には桜海老が丁寧に並べられ、一番上に海苔が乗っています。
玉手箱
タルトの上に1週間寝かせた根室のいわしが乗っています。ソースは生姜のソースです。
鰆 菊芋
こちらも定番。見た目がすっきり美しい!
明石の鰆を10日間寝かせたものと菊芋のピュレやムースが合わさっています。上には素揚げした菊芋と菊つながりで菊花が飾られています。上から酸味のアクセントとして乾燥ライムの粉がかけられています。
毎日お店で焼いているサワードーブレッド。3日間熟成しています。
おいしいパンのお供は鹿児島の喜界島のゴマとホイップバターを合わせたもの。
パンだけでお腹を満たすことになったとしても全く文句なしのおいしいパン!
帆立 茄子
帆立をもち粉で揚げて焼きナスやシェリービネガーの酸味を合わせたソースと合わせた一品です。フォームは貝の出汁を使ったもの。
太刀魚
太刀魚の間にはホタテのすり身のムースを挟んでいます。上にはパン粉やチーズを合わせたクルートを乗せておいしそうな焦げ目がつくまで焼いてレモンピールを乗せています。パセリオイルがかかっています。
さらに上からマル二エールソースをかけてくれます。本日はムール貝で出汁をとったのもの。
見た目も華やかで美しい。
岩手 石黒 ホロホロ鳥
ホロホロ鳥を炭火で焼いたもの。
ソースは赤ワインベースで、出汁は昆布、イリコ、マグロ、白菜やマッシュルームでとったものです。
続いてメニューにはないこちらを見せてくれました。こちらは調理過程で出た魚のアラを使ったスープ。
最後にサーブしてくれました。
ルイーユが添えられています。とても濃厚!
お店の方が教えてくれたのですが、このスープ、中国の方にはなぜか不人気なのだそうです。
デザートはトンカ豆のアイスクリーム、下には洋梨。
エスプレッソとほうじ茶のシュークリーム。
味噌としょうゆを使ったチョコレート。
毎回色々な新しい発見のあるそんな素敵なお店です。サービスのスタッフの皆さんもとてもフレンドリーで色々教えてくれました。本日も大変おいしくいただきました!!