本日はどの駅からも微妙に距離のある一軒家レストラン、
kabiでランチ。
カウンター席とテーブル席が2つ。内装はノルディック。
こちらが個室。
本日はカウンター席でした。スプーンとお箸のシンプルなセッティング。
土日のランチは6品のコースです。
最初の一品は「豆といちご」。小さな小さな一皿。3口くらいで終わってしまう感じですが、勿体ぶって出てくると何口もにも分けて味わいます。
左側にはいちごとホイップクリーム、右側のグリーンは4種類のお豆(グリーンピース、スナップエンドウ、きぬさや、そら豆)がセロリのピクルスや発酵グリーンピースの味噌と和えられています。使っているオイルはイチジクの葉やタイムの香りを付けたもの。
上のナスタチウムの花ももちろん食べることができます。とてもおいしいのですが、不思議な味でした。この10倍くらいサラダでいただきたいです。
続いては「米烏賊と季節の野菜」という一品。こちらも少量也。
炭火焼にした米烏賊がメイン。炭火焼の香りがすばらしい一品です。
右側には蕪の焼いたもの。下にはセリ、上にはケールの花。
ソースはもみの木の新芽をピクルスにしたポン酢とタラの芽のソースです。大根おろしと混ぜていただきます。とってもおいしい!
続いては「ホワイトアスパラ」ホワイトアスパラガスを発酵させた液にバターを混ぜたソースで自家製のニョッキ、サルディーニャ島の小さなニョッキというニョッキです。
入っているお野菜はうるい。上にはコンテとレモンの皮がかけられています。ニョッキがもちもちで、ホワイトアスパラガスも入っておりおいしかったです。こちらも3口。
続いては「信州黒豚ロースト」。ポークは骨付きで購入し、バターを塗って1か月間熟成させたものだそう。
下にはミニトマト、スタッフのおばあちゃんが山梨で採ってくれたというタラの芽のてんぷら、レタスにみそを塗ってグリルしたものとハーブのサラダが添えられています。
ソースは肉汁に赤ワイン等を加えて作ったものです。こちらもおいしかったです!!
「おじや」炭火で焼いたヤングコーンと北海道の25穀米のおじや。へしこと焦がしバターで味付けされています。最後にすだちの皮おろしが乗せられました。
マイルドな酸味が病みつきになるおいしいおじやでした。これもあと10杯くらい食べたい!!
デザートは八朔やデコポンを使った柑橘のマリネ。オリーブオイルのパンナコッタ、ローズマリーのアイスクリーム。
噂どおり量はとても少なかったのですが、サービスがゆっくりなので、気が付いたらお腹がいっぱいになっていました。お料理は一品一品とても手間暇かけて作られている感じです。そしてどれもとてもおいしい!
ただ、多くの客にとって一品ができるまでの過程はどうでもよく、完成された結果で判断が下されるので、コスパが今一つに思われるのではないかと思います。
裏ではたくさんの発酵が行われていました。
帰りに祐天寺の特別公開で、お堂と曼荼羅を堪能しました。