本日はイギリスのスーパーマーケット、ウェイトローズが経営するお料理教室で行っていたサワードーパンのコースに参加してきました!7時間かけてサワードーの極意を習います。
ウェイトローズのお料理教室はとてもゆったりした贅沢な空間でした。まずはコーヒー、紅茶、パン、フルーツの朝食を頂きます。
本日の先生は、手作りパンのお店、
Gail'sの経営責任者のロイ先生。イスラエル出身だそうです。生徒は7名。中にはこれまで20年間毎週サワードーパンを焼き続けてきたというセミプロのような男性や将来NYでお料理教室を開きたいと考えている実業家の女性もいました。
サワードーに使う材料はたった3種類。強力粉、塩と水。シンプルだからこそ、素材と向き合い、生地と対話することが大事なのだそう。
本日は発酵時間も少ないので、天然酵母(右)にフレッシュイーストを加えて作りました。
作ったパンは3種類。玉ねぎの種の入ったサワードーパン、レーズンとくるみの入ったサワードーパン。
そしてスペルトのパンです。スペルとのパンはフレッシュイーストのみを使って焼きます。エストニアで学んだライ麦を使った天然酵母のパンは全くこねる必要のないパンでしたが、こちらは小麦粉を使うのでグルテンを形成させるためにしっかりこねる必要があります。
成型して発酵させます。
発酵を待つ間、お昼が提供されます。お皿洗いの必要もなし!
美味しいGail's のパン。
本日のメニューは、レンズ豆、ビーツ、ルッコラ、ヤギのチーズのサラダとサーモンタルト。
食べ終わるとちょうど良い具合に生地が発酵されていました。生地をオーブンに入れます。パリパリした表面を作るために、ゲールズでは生地に霧を吹く代わりに、オーブンの底に氷を入れたトレーを入れているという新たなコツを教わりました。
次に天然酵母を作ります。こちらが出来上がった天然酵母の素。材料は水と強力粉のみ。本日は全粒粉で作っています。これから10日間毎日少し捨てては足す作業を繰り返し、発酵を促します。
こちらが焼きあがったパン。全部で1キロ分。
ゲールズのバッグ、Roy先生の書いたレシピ本まで頂いて至れり尽くせり。充実の1日でした!!
天然酵母が出来上がったら、早速家でもサワードーパンを焼いてみたいと思います!