2015年7月28日火曜日

Prom 14 (プロコフィエフ・ピアノ協奏曲)

ロンドンの夏の風物詩、BBCによるPromsのシーズンがやってまいりました。
本日はロンドン交響楽団の首席指揮者、ヴァレリー・ゲルギエフ先生によるプロコフィエフのピアノ協奏曲1~5(BBCのサイトから全演奏を聴くことができます)。ロシアから3人のソリストを招き約2時間半かけて全てのピアノ協奏曲を演奏しました。
 聴きなれない曲が多かったのですが、驚くばかりの速弾きテクニックが要所要所で見られ吸い込まれてしまいそうでした。













プロムスの期間中に集められる募金は本日時点ですでに14,000ポンドとのこと。すごいですね。

2015年7月27日月曜日

女王様の食卓



テレグラフ紙にバッキンガム宮殿で行われる晩餐会の特集が掲載されました。
女王様がスコットランドに行かれている間、バッキンガム宮殿は一般の観光客に開放されます(もちろん入場料をとります)。今年の展示はA Royal Welcome。毎年多くの賓客を迎える(去年は62,000人!)バッキンガム宮殿の歓迎の様子が再現されるとのこと。

この特集によると・・・

国賓の準備は12か月前から始まります。晩餐会への招待者は170名。招待者は英国外務省と宮殿が選定します。人数が多いと席次も大変。これは言語や関係性などを考慮して決められるとか。
裏方は晩餐会の4か月前から銀食器を磨いたり(5,500個!)、グラスを磨いたり(2,500個!)します。実際のテーブルは5日前からセットアップされ、3日前にセンターピースが敷かれます。当日の作業は朝の8時に開始。ナプキン、1人につき6種のカトラリーとバターナイフ、118の塩入れ、140枚のお皿、288毎のディナープレート、1,104のグラスを置きます。晩餐会は通常1時間20分とのこと。

舞台裏の様子を垣間見ることのできる面白い特集でした。

パンの行方

週末のパン修行で作ったパンでサンドイッチパーティを開きました。本当にものすごい量だったので、約20名のお腹を満たしてくれました(+お持ち帰り付き)!


2015年7月26日日曜日

Sparkwell (英国旅行)

 合宿の合間に素敵な村スパークウェルを散策する機会もありました。
匠の学校の目の前は素敵な石造りの教会。この週末だけでも3組もの結婚式があり、神父さんは別の新郎の名前を言ってしまうというハプニングが起こったそう!!!












こちらは丘の上からの眺め。


 スパークウェルは乗馬ファンにも有名らしく、村の中ではいつも馬の蹄の音が美しく鳴り響いています。

ゴルフコースもあります!


そして、この村には、動物園もあります。この動物園の再開の話(実話)は、2011年のアメリカ映画、「幸せへのキセキ(We bought a zoo)」のモデルにもなりました。
この動物園では多くのボランティアの方々が餌やりや清掃などで活躍していたのが印象的です。













季節も大変良かったので、道端に咲くかわいらしい花々の姿も楽しませていただきました。







The Artisan Bakery School (Day 3)

本日最終日。手作りパンの朝食は本当に美味しい!お気に入りはスペルト100%の食パン。最高です!


 修行は今日も続きます。本日は天然酵母のパンを5種類とフランスパンを作りました。生徒は私だけだったので、みっちり教えて頂きました。












シャワーキャップの活用方法!












こちらはライ麦100%のパン。本日はプルーンとカイエンヌペッパーを入れました。もう一つはサイダーを使ったパン。














残りの3種類はサワードーを使ったパーティーブレッド。5種類のシーズとごま油、レッドペーストと大麦のモルト、チーズとチリの3種類。












発酵を待つ間、スムージーを頂いたり、カップケーキカスタードとライフルを頂いたりしました!
本日のランチはビーツのスープ。これまたとっても美味しかったです!!














我ながら美しい焼きあがり!!








2日間で作ったパンはこんな量になりました!!パンのお持ち帰り用に巨大袋を一つ持参していたのですが、それでは足りず、ペニーさんとドラガンさんにカバンを一つ頂いてしまいました・・・。謙虚な一日本人として、こんな大きなカバンを持参して欲張りと思われたらどうしよう、と心配していたのですが、そんな心配は無用でした(笑)。


 3日間お世話になったペニーさんとドラガンさんです!!大変すばらしい経験をさせて頂き、ありがとうございました!!こんな美味しい匠のパンを手ごねで作れるということを知れただけでも大きな新しい発見でした。



こちらは匠の技術を厳しく・やさしく教えて下さったドラガンさん。また機会があれば修行に来たいと思います!!