2021年8月27日金曜日

辻調理師専門学校別科通信教育のスクーリング(5日目最終日)

 スクーリング最終日は、鱧を扱います。鱧のさばき、骨切、串打ちなど、本当に難しかったです。鱧は普通の魚とは違うコツが色々必要で、一つ一つ丁寧に教えていただきました。こういう機会がなければ、鱧なんて自分でさばこうとは思わなかったと思います。せっかく教えていただいたので、今度自分でもさばいてみたいと思います。やはり上達への道は数をこなすことしかないようです!


本日のメニューは、鱧の葛叩きのお椀、鱧ちり造り、焼き霜造り、鱧の棒寿司とにぎりと鱧尽くし。

今日の鱧には卵がいたので、先生が浮袋と一緒に炊いてくれました。おいしかった!!

大変充実の5日間でした。プロに教わるとお料理の味に影響を及ぼすちょっとしたコツなどを教わることができるので、本当に毎日勉強になりました。

最終日ということで夜は勇気を出してデパートの上のレストランへ。幸いガラガラ。本当にお気の毒様です。
大阪記念でお好み焼きをいただきました。




食品売り場で、ゼー六という老舗の喫茶店の名物もなかを購入。
こちらは抹茶150円。アイス感はほとんどなく、シャーベットに近い感じです。

小豆220円。これはとってもおいしかったです!




2021年8月26日木曜日

辻調理師専門学校別科通信教育のスクーリング(4日目)

スクーリング4日目は鮎を扱います。生きた鮎は本当に良い香りでした(その後串打ちにされてしまったのですが・・・)。
本日のメニューは鮎の塩焼きを始めとした焼き物八寸、茄子のオランダ煮と生姜ご飯です。
 

焼き物八寸は、鮎塩焼き、夏鴨の照り焼き、蛇篭サーモン、出汁巻玉子、白ずいきゴマクリーム和え、枝豆、車海老酒煮、ゆでとうもろこし。

茄子のオランダ煮には湯葉も入り、冷やしていただきました。さっぱりした夏にぴったりのメニューでした。

スクーリングの後は、和包丁を買いに徒歩で天王寺から難波まで。途中新世界を通りましたが、ほとんど人がいなくてさみしい感じでした・・・。









2021年8月25日水曜日

辻調理師専門学校別科通信教育のスクーリング(3日目)

 スクーリング3日目のテーマはたこの扱い。生きた蛸を料理し、ゼリー酢かけと南蛮ご飯を作ります。お椀は海老真薯の清汁仕立て。本日の海老真薯には車海老を使いましたが、台風等の影響で何と一尾500円だったのだとか!!赤字です・・・。以前バナメイエビやブラックタイガーで作ったことがありますが、十分おいしかったです!


南蛮ご飯は唐揚げにした蛸やお野菜をお米と一緒に土鍋で炊いたものです。具材を一度唐揚げにしているので、ご飯にコクがでます。

2021年8月24日火曜日

辻調理師専門学校別科通信教育のスクーリング(2日目)

スクーリング2日目は鯛の扱いです。鯛を一人1尾扱います。

土鍋で炊く鯛ご飯はお料理屋さんでもよく出てきますが、一尾丸ごと入っていたりすると身をほぐしたりする間にご飯が冷めてしまったりするのですが、この方法(炊きあがった直後に切り身を入れて蒸らす)はとても参考になりました!

 

本日のメニューはこちら。鯛松皮造り、鯛あら煮、鯛ご飯。あら煮のごぼうが最高においしかったです(先生曰く、あら煮はごぼうをいただくお料理だそう!)。鯛を骨まで無駄にしない今回のメニュー、とても参考になります!

あべのハルカスで、ポーラ美術館のコレクション展が行われていました。



あべのハルカスからの大阪の展望です。



本日の夕食はたこ焼き。
天王寺に本店を構えるたこ焼き屋さん、やまちゃんです。


何もつけない「ベスト」がおすすめとのこと。

中はトロっトロ。出汁がきいています。










2021年8月23日月曜日

辻調理師専門学校別科通信教育のスクーリング(1日目)

辻調理師専門学校の日本料理技術講座のスクーリングが開催されました。本日は第1日目。
本日は基礎ということで、普段使い慣れない和包丁の使い方等基本的なことを教わります。かつらむきで腱鞘炎になりそうでした。
鯵は三枚におろして塩焼きとつみれにしました。
家の魚焼きグリルでもこうして片褄折れ串を打って焼けば、普通の鯵も立体的になり、より美しいプレゼンテーションになるということを教わり、なるほど!と思いました。
技術講座というだけあり、経験豊富な教師陣から惜しみない知識を教わり本当に勉強になりました。

そしてももちろん、白米と一緒にいただきます。

 

本日のメニューはこちら。味塩焼き、鶏肉と野菜の炒め煮、鯵のつみれ汁、白ご飯。一番安心だったのは、実習後の試食タイムにはアクリル板が用意され、黙食を徹底していること。本当に安心です。


授業の後は天王寺公園へお散歩に。あべのハルカス。日本一の高さを誇る超高層複合ビルです。この中にはデパート、オフィスビル、美術館、ホテルなどが入っています。


天王寺公園からは通天閣を望むこともできました。



2021年8月20日金曜日

おうちごはん(スペアリブのスパイスカレー)

金曜日はカレーの日!本日はスペアリブを使ったスパイスカレー。

使ったスパイスは、カルダモン、シナモン、クローブ、ターメリック、チリとクミン。 


じっくり煮込みます。

スパイスの奥深さを感じるとてもおいしいスペアリブカレーになりました!


リストランテ濱崎 (表参道 イタリアン)

 本日は表参道のイタリアン、リストランテ濱崎でランチ。


ソーシャルディスタンスもあり、とても安心の店内です!店内には性能の良い空気清浄機も備え付けられています。
テーブルセッティング。消毒もテーブルに配置されています。席に着くと濱崎シェフが各テーブルを回って、本日のおすすめ食材を説明してくれました。元気溌剌のシェフです!

最初の一皿はパリパリのパルメザンチーズ。こちらをいただきながらメニューを決めます。このような時期でなければ、アペリティフ用のおつまみなんですね・・・。

飾り皿は石井敏郎氏の手書きの絵皿です。石井氏はデンマークのロイヤルコペンハーゲン社で日本人初の絵付師として認められた方です。デンマークと日本を行き来されているとか。

チーズが乗っていたお皿には桜と蝶が描かれていました。

そして、そこから20分くらいの謎の待ち時間があり(笑)、サーブされた本日の前菜の盛り合わせ。華やか!!

黒キャベツのミネストローネ。お野菜の味がやさしい。パルメザンチーズもコクを出しています。
ワカサギのエスカベッシュ。ほどよい酸味でさっぱり。
横須賀佐島のタコのトマト煮。やわらかいタコでした。
サルディーニャの薄焼きパン、パリッパリのパーネカラザウにサラダ、オリーブペーストやチーズを乗せた一品。バルサミコの酸味がまろやかですべてをうまくまとめています。

水牛のミルクで作ったモッツアレラチーズを使ったカプレーゼ。

とうもろこしのムース。甘い!!

梨のスープ。説明ではわさびが入っているとのことでしたが、わさびの味というより海苔の味?

フリタータ。上には白魚とトマトソースが乗っています。
あわびたけのフリット。アツアツの揚げたてです。これは最高においしかった!

食べ終えるとかわいいカエル君が出てきました!こちらも石井敏郎氏の絵付けとのこと。

パンはたっぷりのオリーブオイルと共に提供されます。こちらは毎日お店で焼いているものだそうです。


続いては1品目のパスタ料理です。こちらは3種類ほどから一品選ぶことができます。今日はカッペリーニの冷製トマトソースパスタがあるということなので、そちらをお願いしました。濃厚な良質のトマトとリコッタチーズのまろやかな味の夏にぴったりのカッペリーニ。とてもおいしかったです!

こちらは白魚のリングイネ。水菜も入っています。ソースは貝のソースだそうです。リングイネがソースのうまみをたっぷり吸っていてこちらもおいしい!!

おとりわけ用のお皿も手書きの絵皿でした。

2品目のパスタはパルメザンチーズのオレキエッテ。もっちりとしたパスタにパルメザンの濃厚な香りがまとわりついた贅沢なパスタです。ソースがうっすら緑がかっているのはパセリのオイルが入っているからだそうです。

メインの前のお口直しは日向夏のグラニテ。お口の中がさっぱりします。

こちらはシェフのスペシャリテ、うずらの炭火焼。うずらはバルサミコ、はちみつとハーブに漬けたものだそうです。甘い人参のピュレが添えられています。


鹿児島県の黒毛和牛の炭火焼。
完璧な火入れ。赤身のうまみを存分に感じることができました。素材の味が最大限に生かされています。これぞイタリア料理のメイン!

デザート盛り合わせ。
ベリーのコンポート。

プリンとアイスクリーム。

プロフィトロール。




エスプレッソ。

最後の小菓子はナッツのたっぷり入ったメレンゲでした。

素材の味を大切にするイタリア料理の王道!一品一品とても丁寧に作られており全体をとおしてすばらしかったです。一点だけコメントするとすれば、一品目がサーブされるまでの20分以上の謎の空白タイム・・・。それ以外はお味もサービスも雰囲気も完璧でした!ごちそう様でした!

シェフが別のテーブルで、最近はとても暇だとおっしゃっているのが聞こえてきました・・・。アルコールが飲めないためキャンセルされるお客様も多いのだとか。
本日のランチも十分なスペースを取るために予約数を制限しているようでしたし、飲食業界は本当に大変そうです(客にとっては本当に安心でありがたかったのですが・・・)。とにかく早く状況が改善されるよう祈りつつ、これ以上感染が拡大しないよう、一人ひとりができることにきちんと取り組まないといけないですね。