久しぶりにMAYでランチ。前回の訪問時よりも大きな感動を与えてくれ、シーズンごとに訪問したいと思いました!
アミューズは素敵な木のお皿で提供されました。
右側は寒ブリのタルタル。左はチーズ味のビスケットに里芋のペーストと里芋が入ったクッキーサンド。上には旨味の凝縮されたセミドライトマト。
続いてはポルチーニ&セップ茸のスープとテットドフロマージュ。スープは茸の濃厚な味を楽しむことができます。テットドフロマージュは豚の頭の肉を使った煮凝りテリーヌ、ほほ肉とタンも入っているそう。
ここでフランスパンの提供。
バターやオリーブオイルといただきます。
続いては見た目にもインパクトたっぷりの蟹を使った一品。
蟹さんの泡付きです。こちらは何とかにクリームコロッケの再構築。一番下にはセイコガニとズワイガニをビネグレットで和えたもの、その上にポワローネギのベシャメールソース、最後に蟹味噌のソース。これらがパン粉風のビスケットで挟まれています。蟹の泡はレモン泡。手前のクリームは濃厚なワタリガニのビスクです。
ワインなしだと少々塩気が強いかな、という感じでしたが、ワインと一緒にいただくと最高です!
こちらはミルクパン。少し甘めです。ホタテ貝のポム・パイアソン。ソースはブールブランソース。その上にほうれん草のホワイトバルサミコ和え、北海道のホタテ貝は肉厚です。一番上には千切りポテトのフライ。
食感も楽しい一品です。
全体的にとてもよくまとまった一品でした。
あいちゃん農園の三浦野菜と岩田農園のお野菜。少しずつですが、根菜類を中心に色々なお野菜を楽しむことができました。全てのお野菜にそれぞれ丁寧に味付けされています。ゆで卵とトマトで作られたラビゴットソースもアクセントになります。
メインのお魚料理は甘鯛の松笠焼き。
春菊とあさりの出汁で作ったソースです。上は大葉やみょうがなど和のハーブとスプラウトです。
パリパリとした甘鯛の鱗も重要な役割を担っています。甘鯛と春菊のソースの間には旬のゆり根やほうれん草が入っていました。
お肉のメインは黒毛和牛のフィレ肉と少し甘めのマスタードソースです。牛フィレ肉の上のグラタンは牛が育ってきた牧草をイメージしたのです。横に添えられたクリーム色のものはセルフィーユの根のピュレ。甘みが強く、アクセントになります。サラダは酸味がきいており、きんかんと共に箸休めにぴったり。
そして、定番のメイン2品目はサーロインの大根巻き。サラダをイメージして作ったとか。梅肉ソースです。
デザートはチョコレートを使ったもの。
カシスのソース、ねっとりしたマルキーズショコラ、ラム酒でマリネ下ワイルドブルーベリー、カスタードクリームにキャラメルを加えたキャラメルパティシエ、フランボワーズのアイスとココナッツを使ったメレンゲのパフェのような一品。
プチフールは、ミルクチョコ、ホワイトチョコとピスタチオのムースとオレンジパイ。
春菊とあさりの出汁で作ったソースです。上は大葉やみょうがなど和のハーブとスプラウトです。
パリパリとした甘鯛の鱗も重要な役割を担っています。甘鯛と春菊のソースの間には旬のゆり根やほうれん草が入っていました。
最後まで全く抜かりなしのおいしいコースでした。年内最後のお食事提供ということで、シェフともゆっくりお話しさせていただきました。
コースに込められた思いもお伺いすることができて良かったです。また近いうちにお邪魔したいです。