2011年8月28日日曜日

リレーダンス・エストニア1周に大成功!!

先日ご紹介したリレーダンス、エストニアをダンスのリレーでつなぎ、無事1周。本日タリンに戻ってきました!

 ダンサーたちを迎えるラエコヤは愛国心溢れる人々と観光客で埋め尽くされました。


 こんなにかわいらしい応援団も。

どこで作ったのかエストニアの国旗色のドレスを着た人も。

参加者の皆さまにとってはきっと一生の思い出になることでしょう。お疲れ様でした~。

2011年8月27日土曜日

ラヘマー大満喫ツアー

今年からTallinn Travellersという所が始めたのラヘマー満喫ツアーに参加してきました。お天気にも恵まれ楽しい一日となりました。
まず立ち寄ったのはリンの採掘場の跡地。1989年の採掘の反対運動がきっかけで独立回復への民族運動が始まったと言われています(その後1988年の歌の祭典、1989年の人間の鎖と民族運動は続きました)。




 続いて訪れたのはエストニアのナイアガラ、ヤガラの滝。滝の近くには化石もありました。











コルガマナーハウス。














このツアーは林の中を様々な種類のベリーやきのこを探しながらとにかくよく歩きます。







林を超えると美しい海岸線が・・・。



この山は人々の願いが込められた石の山。ここに願い事をしながら石を積むと願いが叶うと言われているとか。




 多くの船乗りたちを輩出してきたKäsmuの村では日本に寄港していた船乗りがエストニアに送った貴重なハガキを見せて頂きました。何と日付は1907年と1932年。1932年に送付されたものには「シベリヤ経由」と書かれています。













お昼をとったのは午後3時!お腹はぺこぺこ。海岸の近くにある素敵なレストランです。

ガーリックがきいたいのししの肉とにしんのピカタを頂きました。











デザートはエストニアの国民食と言われている穀物ミックスのカマです。

このレストランにはエストニアのブランコもありました。ガイドさん曰くブランコはストレスに良いとか・・・。皆さま最初はかなり恐怖を感じていたようだったので逆にストレスだったりして・・・。


その後もツアーは続きます・・・。別の海岸。


ビーバーたちの住むウォーキングコース。


Sagadiマナーハウス。ここでは動物の角で支えられたテーブルと椅子に感動。動物の角の重さにびっくりです。











最後は湿地帯で3キロのコースを歩いてツアーの幕が閉じます。

タリンに戻った頃にはもうへとへと。10時間近く本当によく歩いた一日でした。エストニアの自然を大満喫。

2011年8月24日水曜日

Kohvik MOON (タリンカフェ)

2009年12月にオープンしたカフェKohvik MOON。海の近くとちょっと中心から離れていますが、なかなか予約が取れないくらい人気です。MOON(モーン)はエストニア語でケシという意味です。ロシアンテーストのあるエストニア料理を提供しています。
 


メニューは頻繁に変わるので何度通っても飽きることはありません。店員もフレンドリーです。
特に前菜は毎回工夫が凝らされていて美味しいです。


















こちらはメインディッシュから。
        デザートは少し甘めです。









2011年8月21日日曜日

アイスランドの日

今日はエストニアがアイスランドに捧げる「アイスランドの日」。アイスランドはエストニアが独立を回復した翌々日(22日)に国際社会で最初にエストニアの独立回復を承認した国です。1991年、ソ連邦がどの方向に向かって行くか分からない中、他の国際社会に先駆けエストニアの独立回復を支持したアイスランドに対するエストニアの想いは本当に熱いものがあります。
街行く人々はアイスランドの旗を持ち、市内ではアイスランドのバンドがライブを行い、アイスランドの合唱団がコンサートを行い、映画が放映され、テレビでアイスランドのドキュメンタリーが放送されるなど、本当にアイスランド色の強い一日となりました。


アイスランドの日のために、アイスランドからは大統領や外相が訪れています。昨夜のコンサートではちょうど日付が変わった時にアイスランドの大統領がスピーチを行い、アイスランドの日が開幕するという演出もありました。

こちらはアイスランドの日のメイン会場となった外務省前のアイスランド広場。アイスランドの勇気ある決断をたたえ、エストニア外務省の前の広場は「アイスランド広場」と名付けられています。

外務省正面玄関のアイスランド国旗



フードマーケットのオープニングではエストニアのパエト外相(右)とアイスランドのスカルプヘイジンソン外相(左)が挨拶をしました。スカルプヘイジンソン外相のスピーチは力強くて温かい本当にすばらしいものでした。「・・・アイスランドの国民はエストニアが他の国家の日を設けるという世界でも類を見ないことを行ってくれたことに感銘を受けている。我々がエストニアの独立回復を承認したのは他の大国のように利害を計算して行ったのではなく、民主主義に賛同してのことである。・・・」両外相ともどこかの国の政治家たちのように紙を読み上げるだけの心に響かないスピーチではありません。両者とも心からの気持ちを言葉に表していて、聞く人の涙を誘うようなすばらしいものでした。


アイスランド広場では有名レストランの協力でアイスランドからインスピレーションを得た料理の数々がふるまわれました。皆さま美味しそうに食べていました。アイスランドが世界に誇る食材は、塩だらと羊肉です。
この企画、両者にとって一石二鳥どころか一石十鳥くらいの効果があるように思えます。何よりもお互いの国民の感情が良くなることはすばらしいことだと思います。小国だからなせることなのかもしれませんが、この企画が両国の関係に与えるインパクトは想像をはるかにこえる大きなものだと思います。
アイスランドはEU加盟を至上目標にしておりエストニアはそれを一生懸命後押ししています。エストニアはアイスランドから受けた恩を永遠に忘れることなくこれからも感謝し続けるのでしょう。

余談ですが、実はアイスランド、エストニアと日本で共通するものがあります。それは何と「マリモ」の存在。不思議ですね。

アイスランドの自然は本当に雄大です。私もお勧めします!