本日は聖フランチェスコの生まれた聖地、アッシジでの半日です。聖フランチェスコは、1181年にアッシジの裕福な家庭に生まれました。フランチェスコは十字軍に加わった時に神の示しに出会います。その後フランチェスコはこの世の財産を投げ捨て質素な生活を送り、人々に改心を勧め「愛と平和」を説き続けたのでした。
ここアッシジは小高い丘の上に建つ人口5000人ほどの小さな街です。
そして、この教会内部はジョットなど12~13世紀の絵画芸術の宝庫となっています。
とても残念だったのは観光客のマナーがとても悪かったこと。神父さんがマイクを使って常に「No Photo」「お静かに!」と言っていました。信仰の場所のはずが・・・。多くの観光客はキリスト教徒のはずで、ここは聖地というのに本当に驚きです。
教会上部はジョットによる28枚の聖フランチェスコの生涯が描かれています。 こちらは最も有名な一枚とも言える「小鳥に説教をする聖フランチェスコ」(絵葉書より)です。ベバニャという所に行く時に、聖人は小鳥たちに説教しはじめ、小鳥たちは喜びに羽を広げ聖人の服をついばんだりしたとか。小鳥たちへの説教:「聖なる街よ、神がお前を祝福して下さいますように。多くの人がお前によって救われ、ここに神に仕える多くの人々が住み、お前の内から、数多くの人々が神の国に呼ばれるように」
コムーネ広場。
サン・ルフィーノ大聖堂。
中には聖フランチェスカとキアーラ(クララ)の像があります。
サンタ・キアーラ聖堂。聖フランチェスコの忠実な弟子であったキアーラ(クララ)に捧げられた教会。クララはフランチェスコの元で女子修道会を始めました。
こちらはアッシジから麓に下りてきたところにある、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会。この教会の中には、ポンチウンクラ小聖堂と呼ばれる小さな教会があります。建物の中にもう一つ建物があるのですが、ここは世界で唯一毎回全免償を受けられる場所なのだそうです。全免償とは、告白、聖体拝領、祈りを唱えるとことにより罪がすべて免除される恵みのことだそうです。
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