2018年7月28日土曜日

Restaurant Piu (銀座 イタリアン)

本日は台風前で静かな東銀座はレストランピウにて懐かしのお友達とのランチ。後にも先にも誰もお客はなく(やはり・・・)、貸し切り状態でした。
エレベーターを降りるとすぐにレストラン。こじんまりとしたお店でした。

テーブルセッティングは東南アジア風。北イタリアのお料理だそうです。

アミューズはオーガニック人参の冷たいポタージュともうかの星のフリット。もうかの星とはネズミザメの心臓のことだそうで、生食できるとのこと。上に乗っているのはカシス風味のマスタードです。食感がお肉のようで、美味しかった!ポタージュはガスパッチョ風です。美味しいオリーブオイルの味が引き立っていました。



パンはフォッカッチャ風のものとバゲット風のものが2種類。温かく提供されました。オリーブオイルは北イタリアはリグーリア州から。



前菜は金目鯛のカルピオーネ(南蛮漬け)ハーブのサラダ仕立て。フライしてマリネされた金目鯛に沢山のハーブが乗っています。茗荷、海ブドウ、半生の本節など和の食材も使われています。ドレッシングはイタリアンパセリのドレッシングとフランボワーズのドレッシング。色合いが美しい!

1品目のパスタは半熟卵とハムの冷製カルボナーラ、フェデリーニ。上にはミモレットがかかっています。トリュフの香りもすばらしい!


エディブルフラワーも乗っていて見た目にも美しい一品です。


2品目のパスタは自家製のタリオリーニ。愛知県産うなぎのラグー。緑色のソースはズッキーニと青のりのソースだそうです。上にはたっぷりのサマートリュフ。少し甘めのラグーとコシのある麺、グリーンのソースとトリュフの絶妙なマリアージュ。このタリオリーニだけでお腹を満たしたいと思ってしまいます。



セコンドはベルギー産オリーブポークのロースト、季節野菜添え。ローストポークの下にはカポナータとスペシャリテの厚切り大根のスープ煮。オリーブポークは、飼料にオリーブオイルを2%混ぜて育てたポークだそうです。


 デザートはアーモンドミルクで作ったバニラ風味のパンナコッタ。フランボワーズのソルベ。マンゴやブルーベリーがちりばめられています。



使っている食材、お料理のプレゼンテーション、そして何よりも手打ちパスタの実力はとても素晴らしかったです!一品一品何一つ文句はないのですが、トータルで見ると何かが足りない気がします・・・。いわゆるWOW!ファクターとサービスでしょうか?
いずれにせよ、お行儀の良い美味しいお料理の数々でした。


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