2022年8月23日火曜日

バンケッティ (奈良 イタリアン)

JR奈良駅からバスに乗ること約30分、名勝庭園として知られる円成寺へ。本堂には阿弥陀如来、相慶殿には残存する運慶の作品で最も古いといわれている国宝大日如来が祀られていいます。



午後は奈良市内の観光。

奈良のシンボルでもある興福寺。国宝の宝庫です!


東大寺。

廬舎那仏座像。15メートルの像高は圧巻。


春日大社。

夜はJR奈良駅から徒歩15分のバンケッティ(Banchetti)へ。
森田シェフがおひとりで切り盛りされていました。

水牛のモッツアレラチーズ、トマト、ヨーロッパのイチジク、パルマの生ハムを使った前菜。上にはパルメザンチーズがかけられています。
素材の美味しさを存分に楽しむことができました。
2皿目はスープ。北海道のホワイトコーンのスープに、ホタテ貝です。上から青ゆずの皮がアクセントにかけられています。

ホタテ貝は、バターの香りが香ばしく、中はレアで。ホワイトコーンは甘みが強く、とても良い組み合わせでした。上にはかわいらしいランタナ。
パンとクリーム。


続いてはトマトソースのスパゲッティーニ。

トマトソースには白なす、ケイパーが入っています。上には、一本釣りのカツオをあぶったものとフェンネルの葉をマリネしたものが乗せられています。

お魚料理は明石の鰆のパン粉焼き。奈良のしし唐とニュージーランドスピニナッチのサラダが添えられています。
パン粉にはアンチョビが混ぜられています。ソースはアンチョビバター。

お肉はイタリアのロンバルディア州から届いたばかりの乳飲み子牛のグリル。
ソースは赤ワインのソース。

何とこのお肉には山形のあけがらしをお好みで付けてどうぞ、とのこと。あけがらしは、米麹、からし、しょうゆなどが入ったコクのある調味料です。

デザートは黄桃と白桃のいいところ取りの桃、マダガスカルバニラを使ったアイスクリームとフィナンシェ。

食後にはアールグレーをいただきました。

まず、おひとりでとても手際よく対応されているところに感激。テンポがすばらしかったです。居心地の良いお店で、素材にこだわったおいしいお料理の数々を楽しませていただきました。一品一品にハーブやお花が添えられ、細かいところにまで気が使われていることがわかりました。近くにあったら通いたい隠れ家的なお店でした!



















































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