日本橋から歩いて5分ほど、東京証券取引所の目の前にあるアサヒナガストロノームで記念日ランチ。アサヒナガストロノームはラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブションで7年間料理長を務めた朝比奈シェフのレストランです。
アミューズブッシュはとてもエレガントなこちら。
コーヒーで香りをつけられたゴーフルの間に豚肉のリエットが挟まれたもの。
ビーツのメレンゲの上にクリームチーズ、スモーキーなニシンの卵とレモンのコンフィ(?)がのった一品。
パンはメゾンカイザーで焼いてもらっているということでした。
続いての前菜は赤海老を使った一品。こちらも本当に美しい!丸いセルクルに抜かれたものは赤海老のカルパッチョ。上には海老の卵、ケシの実、ケイパーが乗っています。お隣はオイルで和えられたズッキーニのパスタ、その上には頭の部分のフリット。ソースはアイオリソースと海老のオイル。
見た目といい、味のバランスといい、食感といい、香りといい、全てに感動!おいしい!
続いても美しい比内地鶏を使った一品。胸肉の上には、きのこのペースト、フォアグラ、キノコのパウダー、コンソメのジュレの層。手前は手羽先をキャラメリゼしたもの。手間のボールはフォアグラをポートワインのゼリーで包んだもの。ソースはゴボウのクーリです。どれもこれも本当に手間がかかっています。
続いてのパンはライ麦の入ったパン。添えられているもの一つ一つに一切の手抜きがありません。
鹿肉の上にはエシャロットのチャツネとすぐりの実、添えられているタルトは小玉ねぎのタルト。
奥にはきのこのペーストを入れたパスタ。上のチュイールはベシャメールソースにキノコの粉を混ぜて焼いたものだそうです。
ベビーリーフにもこんなに丁寧なお仕事が・・・。
お口直しは和梨のシャーベット。本日からの新作だそう。
焼き加減も最高。エシャロットのチャツネの甘さにびっくり。
シャーベットの周りにはフレッシュな和梨がお行儀よく刻まれています。
沖縄で幻のマンゴーと呼ばれるキーツマンゴーを使っているそう。キーツマンゴーは皮が緑色の大きなマンゴーですが、沖縄県内で消費されてしまうため、なかなか本州まで流通しないそう。説明いただいたとおりマンゴー特有の繊維がほとんどなく、とてもクリーミーで甘みが強いものでした。キーツマンゴーのシャーベット(ハーブ風味)、生のマンゴーの上にババロアが乗ったもの、コンポート、粉末、メレンゲなど、色々な調理方法で楽しませていただきました。
最後のお茶菓子は奥からピスタチオのマカロン、カヌレ、ミルクチョコ。
細部に至るまで本当に丁寧な仕事をされていて、どのお料理にも感動のあるそんな素敵なレストランでした!メニューが変わったらすぐにでも再訪したい気分です!!
細部に至るまで本当に丁寧な仕事をされていて、どのお料理にも感動のあるそんな素敵なレストランでした!メニューが変わったらすぐにでも再訪したい気分です!!
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