欧州政府の債務問題が深刻ですが、エストニアは政府の負債が少ないことで優等生としての地位を確立しています。
エストニアの2010年の財政は対GDP比0.1%の黒字(アイルランドは-32.4%、ギリシャは-10.5%、イギリスは-10.4%:以上ユーロスタット)。政府の負債も対GDP比6.6%とEUで一番低い値です(ギリシャは142.8%、イタリアは119%)。
エストニアはユーロ加盟が大きな目標だったこともあり、政府支出を切り詰めていました。その結果2009年にはGDP成長率がマイナス14%、失業率17%など国全体が本当に大きな苦しみを味わいました。今のエストニアはその時の努力の賜です。最近では貿易が好調で景気も上向いており、EUの会合などで負債のないすばらしい国と名指しで褒められるほどです。
最近イギリスのフリーペーパーで以下のように大きく取り上げられました。
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