2022年3月27日日曜日

和久傳(京都 和食)

ランチは室町和久傳でいただきました。

美しい木目のカウンター。まるで舞台を囲むかのように作られています。


桜湯


食前酒は和久傳オリジナルの日本酒


蛤だしの蕎麦


揚げた蕗のとうが入っています。


底にはそら豆。


続いては先ほどのそら豆からストーリーが続いているかのような器が登場

中には山菜のおこわ蒸し。色々な山菜が入ったおこわご飯にタラの芽の天ぷらにからすみ。ほっこりする春のお味。

お椀

白魚の青のり仕立て。麩と走りのタケノコが入っています。


市日マグロ。


つまは梅肉ソースで和えられたクレソンと山芋。一緒にいただくとクレソンの香りとまぐろの香りがさわやかに口の中に広がります。


続いてはカウンターの目の前で炭火焼。桜鯛です。


シイタケ、揚げ白ネギが添えられています。熟成ポン酢でいただきます。



続いては和食に春巻き?と最初は少しびっくりしましたが、春つながりの春巻き。

燻製したホタルイカに豆乳でのばしたじゃがいものピュレを混ぜたものが中に入っています。右側に添えられているのは九州産のはちみつ。

これは特別なはちみつだそうで、口の中でじんわり溶けます。


春らしい素敵な器。

中はタコのヌタ和えでした。

最後は葉玉ねぎのすき焼きでした。

目の前で料理長が火入れをしてくれました。

炊き立てのご飯と一緒にいただいてももちろんおいしい!!



オリジナルの和ハーブティー。

最後は草餅と山椒味噌。

残ったごはんはおむすびにしてくれました!


素敵な梅干しもついていました。

正統な和食だけど、和食の先を行く、そんな印象を受けたコースでした。使っている食材のクオリティーが高いのはもちろんのこと、その種類が多いことにもびっくりしました。コースの初めに炭水化物系が2品連続したのに初めは驚きましたが、振り返ってみるとコースの構成は計算されつくされており、春の訪れを感じる食材をお客様に楽しんでもらいたいという粋なおもてなしの心だったことに気が付きました。料理人さんたちのチームワークもすばらしく、各カウンターの前で仕上げてくれるというエンターテイメントも存分に楽しむことができました。料理人さんたちは皆さんとてもフレンドリーで、色々教えていただき大変勉強になりました!またすぐにでも再訪したいです!!!ごちそうさまでした。

 

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