コンサート前の腹ごしらえはカドリオルグにできた一軒家のレストラン、Mon Repos。
私の休日という名のとおり、リラックスできるアットホームな空間です。モダンフレンチにシェフがロシア人ということでロシアのツイストを加えた料理だそう。2016年8月にオープンしたばかりです。100年前は野鳥料理を提供するレストランだったとか。
出てきたパンは、自家製。ひえのパン、そして黒パンにはベリーが入っています。一緒に頂くのはマスタードバター(フライドオニオンが乗っています)とフェンネルマヨネーズ。パンが美味しすぎて食事が出てくる前に全部食べてしまいそう。
前菜に頂いたのはシェフのプレート(2人前)。手前からブラックタイガーのポップコーン揚げ、マンゴーと唐辛子のソース、左回りにアレキサンダーのエクセレンスチーズ、りんごのチャツネ添え。ブリニとスモークサーモンホースラディッシュ、ベークドビーツ、水菜、魚卵。生臭いかと全く期待していなかった魚卵でしたが、見事に良い意味で期待を裏切ってくれました。酸味のあるオニオンとホースラディッシュが良いまとめ役です。黒アンガスビーフのタルタル。ラディッシュ、きゅうりのピクルスがコリアンダーマヨネーズでまとめられています。中央はヘストン・ブルメンタールのレシピブックから15世紀のレバーパテとブリオッシュ(こちらがロンドンのDinnerで本家本物をいただいた際のレポート)。本家は柑橘のゼリーでまとめられていましたが、こちらはエストニアの青りんごのジュレで包まれていました。大きさもほどよく、全く飽きが来ませんでした。
こちらはアスパラガスとワイルドラムソンのオランデーズソース。ソフトチーズのブラタチーズとドライトマトが添えられています。昨日の細い白アスパラガスとは打って変わって食べ応えのある太いアスパラガスでした!
ベーコンで巻かれたうずらのオーブン焼き。大麦のチーズリゾットが下に敷かれています。サイドにはセルリアックのピュレ。こちらはエストニア産のうずらだそうで、大変柔らかく美味しかったです。昔野鳥料理のレストランだったため、野鳥料理には力を入れているそうです。
お腹がいっぱいになってしまったので、デザートはラズベリーとシナモンのシャーベット。これも大変上品で美味しかったです!!
2階はテースティングのみの別メニューで運営されています。
エストニアのレストランは昔からレベルが高かったですが、こういった新しいレストランもどんどん加わり、ますます進化しているように感じます。
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