都内から2時間かけて宇都宮のグランメゾン、音羽レストランへ。
ウェイティングスペースも複数あり、広々。
テラスに面した自然光がたくさん入るテーブルでした。
アミューズは3品。どれも素敵なプレゼンテーションです。
エルダーフラワーのゼリー。中にはバラの花が入っています。中は液体でほのかな酸味が食欲をそそります。
金華鯖のリエット。クリームチーズ、セロリやディルと合わせています。コリアンダーシードが上にのっています。下のクッキー生地がとてもサクサクでおいしい!
ピーナッツを使ったタルト。上には那須高原のセミハードタイプのチーズ、みのりチーズの削ったものがふんわりとのっています。
マッシュルームのカプチーノ。マッシュルームの出汁にブイヨンを混ぜ、少量の生クリームを加えて作ったスープ。音羽和紀シェフの師匠、アラン・シャペルのスペシャリテを継承した、音羽レストランのスペシャリテ。とても深い味でした。
栃木の旬野菜のサラダ。一見生野菜のサラダのように見えますが、温野菜サラダでした。ベビーリーフやエディブルフラワーの下には様々な種類の根菜などがたくさん!添えられているソースは右上から、大和当帰、杏子のピュレ、白人参のピュレ、左上はビーズのピュレ。赤いソースはココ・ファーム・ワイナリーのワインにスパイスを加えて作ったもの。
ほとんど食べてしまいましたが、下に隠れていた生ハムやバターのソースです。
黒ゴマのブリオッシュ。パンは「もちろん」全てお店で焼いているとのこと。
続いてはオマール海老と苦みを合わせた一品。
底には香ばしくローストしたチコリ、その上にオマール海老、一番上には金美人参。ソースは3種類。賢宝みかんを丸ごと使った苦みのあるソース、トマトやセロリを白バルサミコで和えたソースとオマール海老のソースです。
そば粉を使ったバゲットです。
続いては蝦夷アワビのパイ包み焼。
ツヤツヤ&キラキラの焼き加減。
こんなに素敵に提供していただきました!
一番外側にはアワビの肝とコンソメを使ったソース。中央のソースは一番出汁とバターを使ったソースです。和風だしを使うなんて驚きです!
アワビをホタテのムースで包み、焼きのりで巻いたものをパイで包んで焼いています。焼きのりの磯の香りとアワビが素晴らしいハーモニー。今回ダントツナンバーワンの一品でした!
甘鯛の松笠揚げ。
上から春菊と貝の出汁で作ったソースがかけられました。火入れ抜群ホクホクの身でした。白ネギの甘さも良いアクセントです。
続いてのパンはカンパーニュ。
お肉のメインは尾長鴨。
黒コショウと内臓を使ったソース。
ドフィノアには菊芋が入っていて、これがすばらしい香りと触感を出していました。
デザートは記念日ということで、素敵なお皿を用意してくれていました!
食後にはハーブティーをいただきました。レモングラス、ミントとカモミールのブレンドだそうです。
プテイフールもぬかりなし。
酒粕マカロン
きな粉のボルボボロン
梅味の琥珀寒
はちみつを使ったチョコレート
蜂がかわいい!
付かず離れずのサービスもすばらしく、お料理のタイミングやテンポも完璧。そして何より空間のゆとりが異国風でした。お味はもちろん大満足のコースでした!!
音羽レストランの後は、宇都宮駅からバスで大谷石で有名なエリアへ。こちらは日本遺産の大谷寺です。
近くには戦没者供養のために大谷石の石工さんたちが彫刻した平和観音が見守ってくれています。
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