心地よい列車の中では、小さなパイとお茶が提供されました。
駅からバスで30分ほど走ると旧市街に到着。青の都サマルカンドは見所満載です。ここサマルカンドではタジク語が主に使われているそうです。バスの運転手さんなど現地の方とタシケント出身のガイドさんとはウズベク語とロシア語でのコミュニケーションになります。
旧市街にはバジルの植え込みがあり、とても良い香りです。
【シャーヒズィンダ廟群】
ティムールゆかりの人々の霊廟が立ち並ぶ聖地です。
入り口をくぐると目の前に階段が現れます。これは「天国への階段」。この階段の数が行きと帰りが同じであれば天国に行けるのだそう。
微妙な色使いの青が本当に美しい廟群でした。
修復をしている方。
シャーヒズィンダ廟群から徒歩約10分で、ショブ・バザールに到着。ドライフルーツやスパイスなどあらゆるものが並べられています。
サマルカンドの名物と言えば、アマルカンドナン。とても大きくて思いナンが1つ7,000スム(おばあちゃんの言い値)(1ドル=4,100スムですが、市場の人が言っていた闇レートは7,000スム)
こちらはスパイス屋のおじさん。このおじさん、ニコニコしていますが要注意。「サマルカンド・サフラン」と言って売っているものは本当のサフランではなく別の種類の花です。その代わりとても安いのですが・・・。笑。
【ビビハニム・モスク】
かつてはイスラム世界最大のモスクと言われたモスク。1399年、インド遠征から帰ったティムールが建設を決意し、1404年に完成したものです。
コーランの書見台。
【ランチ】
ランチは市内のレストランにて。
サマルカンドのナン。
白菜のサラダと、ピーマンやなすのサラダ。
チーズ風味のおやき。
お野菜のポタージュスープ。
メインは牛、鶏、羊、豚のシャシリク。
デザートは再びアップルステュルーデル。
ウズベキスタンでは食後の紅茶は無料、コーヒーの場合は追加料金がかかりました。
【アムール・ティムール廟】
ティムールの一族やティムールの恩師が眠る廟。
黒い墓石がティムールのお墓です。
【レギスタン広場】
サマルカンドの商業の中心地であったレギスタン広場。広場を囲むように三方向に建物が建てられています。これらの建物はそれぞれ神学校だったそうです。
広場の正面に当たる建物は中が礼拝所となっており、眩い金色が光り輝く豪華な礼拝所。
東側の建物には偶像崇拝を禁止するイスラム建築には珍しく、動物と人をモチーフにした絵が描かれています。これは支配者が自己の権力を誇示しようとしたためと言われています。
駅にはウズベキスタン人も買って帰るというナンのお店がありました。
サマルカンドでは何度も色々な方に「一緒に写真を撮ってほしい」と言われ、ちょっとしたアイドル気分にさせて頂きました。中にはタジキスタンから遊びに来たご家族もいました。顔はそれほど変わらないと思うのですが何故なのでしょう・・・。
タシケントに戻って夕食は2日目にしてまさかの中華料理。ウズベキスタンの有名な名物料理、プロフ(ピラフ)を食べたかった・・・。
現地のガイドさんが会社からということで、ウズベキスタン産のワインを振舞ってくれました!ここではムスリムのガイドさんもワインを沢山飲んでいました。
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