2015年9月12日土曜日

Last Night of the Proms

 本日は8週間に及んで開催されたBBC Promsの最終日。プロムスは今年120周年!
会場であるロイヤルアルバートホール前には朝から多くの人が行列(徹夜?)していました。

最終日の指揮はマリン・オールソップ。アメリカ人女性指揮者。プロムスで指揮を行った初めての女性指揮者で、しかも今回は2013年に続く2度目の指揮です。1895年から始まったプロムスの長い歴史でも非イギリス人はこれまで4人しかおらず、しかも女性ですから本当にすばらしい偉業です。
最終日は毎年大変盛り上がり、ロイヤルアルバートホール以外にもロンドンのハイドパークをはじめイギリス各地の公園でビューイング+コンサート(有料)も行われます。
演目は親しみやすいものが多く、今年はArvo Pärtをはじめ、プッチーニのオペラからの有名な曲目、そして50周年を迎えるサウンドオブミュージックのメドレー、歌手はソプラノのDanielle de NieseとテノールのJonas Kaufmanとスーパースターたちで飾られました。エストニア人のペルトは昨9月11日に80回目の誕生日を迎えました。お誕生日おめでとうございます!
後半は伝統的な威風堂々やゴッド・セーブ・ザ・クイーンが決まって演奏されます。
アリーナ席では大きな日の丸もいくつか振られていてテレビ映り的にかなり目立っていました。

プロムスが終わるとイギリスは本格的な秋に突入します。

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