2022年8月20日土曜日

山玄茶 (京都 和食)

5時起きで 京都へ。最初の目的地は智積院。真言宗智山派総本山です。長谷川等伯の一派の国宝障壁画が保存されています。



こちらの庭園は利休好みの庭と伝えられています。





続いては豊国神社。


桃山時代の唐門が国宝です。


お隣のお寺には徳川家康が豊臣秀吉の息子秀頼に財力消耗のために勧めて作らせた鐘です。


「国家安康」と「君臣豊楽」の8文字が家康の怒りを買ったという鐘です。

続いては真言宗の空也上人つながりで六波羅蜜寺へ。ここには運慶四男健勝作の重要文化財、空也上人立像が保存されています。



本日のハイライトは山玄茶さんへ。

味のある暖簾の文字です。

カウンター席で、箱庭のすぐお隣でした。


鴨川のミントを緑茶で割ったハーブティー。暑い日にはとても嬉しいウェルカムティー!



最初の一品は茶巾型の胡麻豆腐。硬めの胡麻豆腐にうに、じゅんさい、海老があしらわれています。


少し酸味のあるお出汁とスダチの爽やかな香りで素晴らしいアペタイザーでした。

続いて大将が本日のお刺身を紹介してくださいます。本日は、縞鯵、ヒラメ、たこと帆立でした。


続いてモダンなお椀が出てきました。


鱧、冬瓜、焼き餅と白髪ねぎのお椀です。生姜の香りが効いています。ほっとするお味。
鱧は葛仕立て。脂がのっています!!




続いては先ほどのお刺身。海ぶどう、ブロッコリー、玉ねぎと貝割れが加えられてサラダ仕立てになっています!鱧の落としもおまけで追加!


隠れていた縞鯵はこちらです。


お醤油とマスカルポーネ入りのポン酢でいただきます。二切れずつ入っているので、どちらも楽しめて幸せ!!たこがとても柔らかかったです。

長崎の穴子と餅米の蒸物。


穴子と餅米の間には実山椒入っていてとても爽やかです。

琵琶鱒のつけ焼き。下に敷かれているのは蓼。蓼の葉も是非味わってみてくださいとのことでしたので、初めて葉をいただきました。葉は少し硬めで、後からピリリと辛いものでした。珍しいものをいただきました!!


続いては素晴らしい八寸。宝石箱のようです。


いちじくのごまだれかけ。ごまだれはいちじくの甘味を考慮して甘さを加えていないとのこと。とうもろこしのかき揚げ、牛蒡のうなぎ巻き、ローストビーフとタスマニア産のマスタードシード、きゅうりとお麩とかまぼこの辛子酢味噌和え。辛子はパンチが効いています。


 
タコの柔らか煮と大根、鯵の南蛮漬け、鳴門金時のきんとんとシナモン、万願寺とうがらしのおしたし、たまごしんじょうと鯖の押し寿司。

いずれもとても丁寧に仕上げられていて大変楽しませていただけました。


次のお料理との合間で山玄茶と削られたオリジナルの豆皿に琵琶湖の子鮎。実山椒で炊いたものです。ちょっぴり苦くてしっかり全部いただける素敵なおつまみ。

大将の故郷の滋賀の鮎。下には鴨茄子の揚げ出し。


少し酸味のあるお出汁との相性もすっきりです。


煮物は素敵なお椀で。



蓋を開けると自家製の揚げ出し豆腐、南京、鯛のあら炊き。お出汁はあら炊きの汁も入っているそう。

続いては白いごはん。大将の故郷、滋賀県は日野町産コシヒカリ。ツヤツヤ。


一口目はそのまま、二口目は粗塩でいただきお米の甘さを味わいます。三口目は梅干しごはん、四口目は塩昆布で、と大将が付きっきりでレッスンしてくれました。


お漬物はきゅうり、昆布、たくあんと梅干し。


その後は由比浜のしらすと5時間かけて作った鯛のふりかけ。ふりかけは鯛の骨の周りの身を丁寧にとって作ったものだそう。無駄なしです!


最後に鰻をお茶漬けと卵かけで!!贅沢すぎます!!!


卵は黄身だけを使います。鰻のほかに、しらすと海苔もたっぷり!!




お茶漬け。山椒が効いていてあっさりいただけます。

デザートはパンナコッタに桃のコンポートとシャインマスカット。ピーチリキュールのジュレがかかっています。こちらも美味しい!



最後はわらびもち。


お米はおむすびにしてくれました。

膝掛けはお持ち帰りで頂きました!
お料理は心がこもっていてどれも美味しくとても温かくて素敵なひと時を過ごさせてただきました。ご馳走様でした!!






















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