2014年5月3日土曜日

The Five Fields (ロンドンレストラン)

ご褒美ディナーで、癒しを求めてお気に入りのファイブ・フィールズにやってきました。

















薄塩で香りもよいおつまみのグリーンオリーブ。

お豆のラグー。

小さな冷たいおつまみ。手前から時計回りに、炒めたまねぎとヨーグルトのビスケットサンド、 ハムとフォアグラのテリーヌイチゴ添え、豚耳と酢漬け大根のライスクラッカーのせ。













温かいおつまみは、マッシュルームのスープとたまねぎのフォーム。こちらは玉ねぎの甘さと濃厚なマッシュルームとの絶妙な組み合わせ。香りも本当にすばらしかったです。
本日はテースティングメニューを頂くことにしました。

こちらが、1品目。スモークサーモンのムースとゆずのメレンゲ。


 パンはいつも熱々がサーブされます。バターはウェールズに近いシュロップシャーでファイブ・フィールズのために生産されている発酵バター。

2品目は、牛肉のタルタル。スモークマヨネーズとカリカリ玉ねぎとともに。素材の味が生かされた美味しい一品。スプーン一口分もない小さな小さなサイズだったのが少し残念。


昨日からメニューに加わったばかりという「Green」。春らしい一品。緑の野菜のムースの上には、スナップえんどうやアスパラ、豆苗などがささっています。野菜の甘みに感動。本日一番のお気に入り。

3品目はフォアグラ。アボカドのピュレ、いちご、きゅうり添え。きゅうりがよく分かりませんでしたが、食感の違いという意味では楽しませていただきました。

4品目はオークニーの帆立貝。緑のレンズ豆が敷かれており、上からこぶみかんの葉のすばらしい香りのするソースがかけられました。サーブされた瞬間に鼻に感じるホタテとブロッコリーの香りがすばらしかったです。ソースの塩気が強すぎたのが残念。
5品目はスコットランドの手長海老。バターナッツスクオッシュのピュレとソテー、それにチョリソーと共に。 手長海老はとても甘いものでした。
やわらかく調理されて割かれた豚肉とタイム風味のモッツアレラのお団子。これは正直よく分かりませんでした・・・。


メインは鱈かラムから選択。こちらはコーンウォールの鱈。下には貝とパスタが敷かれています。魚介の味が凝縮。パスタの食感もすばらしい一品。

お肉料理はヨークシャーのラム。酸味のあるルバーブが口の中をさっぱりさせてくれます。ブラックオリーブのソースは少し塩辛かったです。

パイナップルを使ったプレデザート、ピナコラーダ。


グリーンピースとチョコレートのデザート。グリーンピースは薄皮まで丁寧に取り除かれています。塩味の効いたチョコレートとミントの効いたグリーンピースのムース、そして添えられたココナッツのアイスクリームのコラボレーション。

最後の小菓子は、マシュマロ、キャラメル、チョコレートなど。お腹いっぱいです!!

ファイブフィールズは、英国の季節の素材を使ったお料理を提供してくれます。インテリアも使っているお皿もセンスの良さが光っています。こだわりぬいた食材を上手に生かしたお料理と、野菜を上手に取り入れたデザートには、シェフとパティシエの創造力を感じます。
日本の会席料理のように少しずつ楽しめるテースティングコースもすばらしいのですが、3コースも魅力的。今度は3コースでトライしてみたいです。
キッチンのスタッフはお客様が何を気に入ったかとても気にしているようで、今回もサービスのスタッフに「何が美味しかった?」と聞かれました。
ご馳走様でした!!

前回のレポートはこちら

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