2019年9月17日火曜日

MUME (台湾 モダン・フュージョン)

シンガポールから台湾に格安航空機で移動。3時間のギューギューフライトです。台湾のホテルにチェックイン後今台湾で人気のモダンレストランMUMEへ。


店内は薄暗く船内のよう。

テーブルにはキャンドルがあるのですが、全体的に薄暗くて写真には不向きなレストランです。



メニューは引き出しの中にカトラリーと共に入っています。前回の台湾旅行でお邪魔したRAWと同じスタイルです。MUMEはこれまでアラカルトのみの提供でしたが、最近になってコースのみの提供になりました。しかも18:00からと20:30からの2部制です。

一品目は台湾産の生の海老とヒカマの一品。ヒカマ(丸く型抜きされたもの)とはマメ科の植物で根の部分が食用になるそう。食感は甘みの少ない梨のような感じです。日本にはあまり流通することがないらしく初めていただきました!

食卓でディルオイルが注がれます。ヒカマの中には日本酒でマリネされた台湾産の生海老、海老味噌とゴジベリーが入っています。ゴジベリーとヒカマほんのりした甘みと海老味噌の濃厚さ、ディルのさわやかな香り、そして海老の甘くてねっとりした食感の組み合わせが斬新です。




次は鮮魚。本日は鰹でした。鰹の厚めの切り身に梅ペースト、紫蘇、塩昆布などが乗っています。鰹のまわりはオイルです。このオイルはターメリックオイル、バジルオイルと韓国のチリオイルの3種類で幻想的なプレートになっています。お味は梅紫蘇風味で日本人にはとても親しみのあるものでした。オイルと一緒にいただくと鰹の臭みがなくまります。


時間が経つとこのような感じに。オイルもスープのような感じで飲んでしまいそうになりますが、オイル自体は無味です。


続いてはオプションで追加したお店のスペシャリテ、和牛のタルタル。もちろんこちらの和牛も豪州産。タルタルの中には台湾の大根のお漬物が入っています。
一緒に乗っているのはキノアのトスターダ。これにタルタルを乗せていただきます。




美しいハーブやお花で飾られています。卵の黄身やハマグリエキスの入ったマヨネーズがかわいらしく乗っています。海の香りを合わせるところが素晴らしい。牛肉もフレッシュでとてもおいしかったです!


続いてはサワードー。一緒に提供されたのは牛脂バターとお塩。サワードーはお店のレシピでベーカリーに外注しているとのことです。

続いては台湾人が大好きなお魚、サバヒーのロースト。脂たっぷりのサバヒーはスモークされています。ソースは鮑クリームのソースとコリアンダーオイル。

中心部分が腹身の脂の部分。

続いては牛タン。最後にしいたけのおだしがかけられます。


 上に乗っているのはネギ。

牛タンは非常にやわらかくできていたのですが、これはよくわからない一品でした。しいたけのおだしと牛タンがマッチしていたとも思えず、味もぼけていました・・・。


 最後は台湾らしいトロピカルなデザート。マンゴー、パパイヤ、パイナップルと台湾のはちみつを使ったトロピカルフルーツの上にココナッツミルクのアイスクリーム。
とてもさわやかな素晴らしいデザートでした。
サービス・スタッフの皆様は皆とてもフレンドリー、中には一生懸命日本語で説明してくれる人もいました。
これからも台湾の食の人気スポットとしてますます活躍してほしいです。ご馳走様でした!

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