2011年11月25日金曜日

5周年記念コンサート

本日我が合唱団の創立5周年記念コンサートが開催されました!それぞれの年の思い出の曲を歌う大変すばらしいコンサートになりました。
先日仕立てたユニフォームもコンサートに間に合わせるために夜遅くまでかかって縁取りしました。ほんのひと手間ですがとてもエストニアらしくなりました。



【本日のプログラム】

Dona Nobis Pacem
Magede hääl
Palve
Tuuleväiksel ööl

クリスマスツリー、倒れる

ラエコヤ広場に飾られたクリスマスツリーが何と倒れてしまいました・・・。とほほほ。
けが人が出なくて何より。

2011年11月23日水曜日

狂い咲き

今年はなかなか寒くなりません。去年の今頃は雪が1メートルくらい積っていたような気がするのですが、今年は11月21日にうっすらと雪が舞い降りただけ。日中マイナスになることもなかなかありません。
そして何と今日は狂い咲きの連翹を発見!早とちりしてしまったのでしょうか?通りすがりに、春はまだまだですよ、とこっそり教えてあげました。

2011年11月20日日曜日

サンタ職人登場

ラエコヤ広場ではクリスマスマーケットの準備が本格化しています。屋台を作る職人の皆さんもサンタさんの帽子をかぶって張り切っています!クリスマスツリーの点灯式ももうすぐ!


Leib(レストラン)

この夏タリンの旧市街にオープンしたばかりのレストランLeib。「黒パン」という名前のレストランだけあって、パンがとても美味しいレストランです。夏は解放感溢れるテラス席が大人気でした。何とイルヴェス大統領ご一家も通っているとか。

この場所はタリンのスコットランド・クラブも兼ねているとかで、中庭にはショーン・コネリー(俳優)やロバート・バーンズ(詩人)の銅像があります。

こちらのお勧めはもちろんパンです。先日黒パンの作り方を教えてくれたカドリ先生が毎日焼いています。
メニューの選択肢が少ないのが唯一の難点ですが、ベジタリアンも必ず含まれており全てに愛情込めて作られている感じです。


もう一つのお勧めは「本日のお魚料理」。パイクパーチのことが多いようですが、いつも味付けが異なりセンスが光っています。











そしてお腹に余裕があればデザートもお勧めです。パンのアイスクリームはパリパリ、しっとりした黒パンの良さが出ていて本当に美味しいです。
隠れ家的な素敵なレストランで、スタッフもとてもフレンドリー。


夏のテラスも素敵でしたが、冬も楽しめそうです。

Neh 再び

季節はすでに冬。木の葉もすっかり落ちてしまいました。本日はNehでランチ。


スペルト小麦のパンは相変わらずモチモチで大変すばらしいお味。本日はランチコースを頂きます。

前菜はダチョウのカルパッチョ。時折感じる酢漬けのラムソンの食感と味がたまりません。
メインはポークソテー。ビーツのソースです。
 デザートはババロアとキャラメルのアイスクリーム。
ご馳走様でした!

2011年11月19日土曜日

エストニアの黒パン

エストニアの黒パンは一度食べたらやみつきになってしまう、そんなパンです。以前からこの美味しさを家で再現したいという野望を抱いていたのですが、今回それがようやく叶うことになりました。指導をお願いした師匠はレストランLeib(その名も「黒パン」)にパンを卸しているというカドリ先生。直々にエストニアの黒パンの作り方を習い、そして今日始めて自分で再現してみました!

エストニアのパンはサワー種のパンです。水、ライ麦粉と空気中に含まれる天然のイーストがその素。カドリ先生から頂いた天然酵母のたっぷり入った素(スターター)に水とライ麦粉を加え、パンを作る前日からあたたかい場所に置いておき発酵を促します。

翌日発酵液にさらに水とライ麦粉を入れ、 砂糖、塩

スパイス(今回使ったのは先生お勧めのフェンネル、コリアンダーシード&クミン)と
モルト粉を加えます。モルト粉はとても良い香り。これが黒パンに美味しそうな香りと美しい色を加えてくれます。外側がパリパリになるのもモルト粉の力だとか。

使う材料はこれだけ!何てヘルシーなのでしょう!

型に入れてさらに2時間ほど発酵させます。最後に先生は指で3つ穴をあけていました。これはおまじない。この穴が発酵の進み具合を教えてくれます。












こちらが2次発酵が終わったパン。これをオーブンで約30分焼きます。先生は黒くなるまでと言っていましたが私は真っ黒でない方が好きなので早めに取りだしました。


焼き上がりです!外はカリカリ、中はもっちもっちの黒パンになりました!チーズとの相性が最高のパンです。これから毎週焼いていきたいと思います。

エストニア語には私たちが言うところの総称的「パン(英語だとbread)」という言葉がないそうです。エストニア人はライ麦の入った黒パンをleib(レイブ)、白パンをsai(サイ)、キメの荒い小麦粉を使って焼いたベージュか茶色のパンをsepik(セピック)と呼びそれぞれを区別しているのだそうです。

所変わればで面白いですね。

2011年11月18日金曜日

食のグローバル化

世界が物理的にも心理的にも身近になった影響で世界における食のグローバル化の勢いは留まることを知らない、ということを最近何処に行っても感じます。特に日本食は本当にどこでも大ブーム。
最近タリンのスーパーで"Banzai"という商品名の魚肉ソーセージを見つけました。リトアニアにあるVICIというシーフードの加工会社が生産したものです。表にはSURIMIを使ったスナックです、との記載があります。Surimiもすでに世界共通語です。タリンにまで魚肉ソーセージが来るとは本当に驚き。Banzaiはチーズ味、チーズ&レモン味、ハラペーニョ味の3種類販売されています。




そして毎年我が家のポストに入ってくるケータリング会社のカタログ。

何と今年からお寿司とてんぷらが登場。

お味のほどは分かりませんが・・・。

2011年11月17日木曜日

クリスマスツリー!!

ラエコヤ広場に今年もクリスマスツリーが運ばれてきました!エストニア産の大きな大きな木です。これからしばらくこの場所で市民を見守り、人々に夢を与えてくれることと思います。


今日はサンタさんも参上。クリスマスツリーの設置を温かい目で見守ります。

2011年11月13日日曜日

駅前展覧会

駅の地下道で子どもの描いた絵が飾られています。ちょうど人の大きさほどに拡大されており行きかう人々の心を和ませてくれます。

足が長~~~~かったり
 目が青かったり
 カラフルだったり
暗い地下道を華やかにしてくれています。

2011年11月12日土曜日

エストニア人の心を動かしたピアニスト

世界各地で開催されているリストコンクールの優勝者がタリンでリストの生誕200年を記念するコンサートを開催しました。
出演したのはブダペストで9月に行われたリスト国際コンクールピアノ部門で優勝したイギリスのAlexander Ullmanさん、4月にユトレヒトで行われた第9回フランツ・リスト国際ピアノコンクールで優勝したのは日本の後藤正孝さんとワイマールで行われたコンクールで優勝したハンガリーのGabor Farkasさん。
中でも後藤さんの演奏は会場の心を奪うすばらしいものでした。曲目は全てリストが編曲したもので、ヴェルディ=リストのリゴレット、ロッシーニ=リストのウィリアム・テル、シューマン=リストの献呈、ベリーニ=リストの「ノルマ」の回想。演奏終了後はコンサートなどであまり感情表現をしないエストニア人から「ブラボー」の連呼。そしてスタンディングオベーション。客席を総立ちにした演奏は後藤さんただ一人だけでした。
そして予期せずして日本を代表することになってしまった(?!)私は休憩時間中に観客から「彼のことは知っていたの?」「あの演奏で鳥肌がたったわ」「感動のあまり涙が出てしまいました」などと色々なコメントを頂きました。日本人として誇らしかったです。ブラボー。

アンコールは3人での六手連弾でした。

これからも活躍して頂きたい若い3人のすばらしい演奏でした。

2011年11月11日金曜日

UEFA EURO 2012

欧州サッカーの予選リーグを奇跡的に(?!)勝ち抜きプレーオフに出場しているエストニア。今夜はその重要な第1試合目。対戦相手は強敵アイルランド。
そもそもエストニア人は皆予選リーグを勝ち抜いたことに大満足。一試合でも勝てばラッキーなのだそうです。グループ内の抽選ではどのチームもエストニアとの対戦を祈っていたに違いありません(エストニア人談)。
今日はホームの試合とあって、アイルランドからサポーターの皆さまがタリンに大勢詰めかけ、旧市街は緑の人々で溢れていました。この大会がエストニアにもたらす経済効果はかなり高いようです。

こちらは試合30分前の自由広場の様子。いつもはおとなしいエストニア人もこのときばかりはアイルランドのサポーターに負けじと「Eesti! Eesti!」と叫んでいました。(応援慣れしているアイルランドのサポーターの皆さまは応援歌を歌っており、その違いを見せつけられてしまいました・・・)
さて、その結果は0-4でエストニアの完敗。エストニアは反則を出してしまい9名で戦うという苦戦を強いられました。次の試合は15日にアイルランドで行われます。エストニア人サポーターのためにチャーター便も何便か出る予定だそうです。

エストニアのサッカーリーグはエストニア人もロシア系エストニア住民も仲良く同じチームで戦っており、両民族の統合にかなり貢献しているようです。