2015年9月27日日曜日

Maze (ロンドン レストラン)

本日はゴードン・ラムジー系のレストラン、mazeにて女子会。


店内は明るいモダンな雰囲気。広いレストランは、バーエリア(お酒&寿司バー)、わいわい楽しむファミリーエリア、ゆっくりお食事を楽しむ大人のエリアと個室に大まかに分けられていました。

本日は10周年記念メニューを頂きました。アミューズはわかめとイカスミのクラッカー(えびせん風)と
ツナのタルタル。これは少し甘い味付けでした。ライスクラッカーの上にアボカドクリームとタルタルが乗っていてさらにチャイブがかけられています。ライスクラッカーはわかめで支えられていました。
こちらはEnglish Breakfastという一品。名物だそうです。あひるの卵の中に、トマト、マッシュルーム、お豆、パンチェッタ、クリーミーな卵と、イングリッシュ・ブレックファーストのお皿が丸ごと凝縮された面白い一品。細切りのブリオッシュにつけて頂きます。クリーミーな中に、それぞれの食材がきちんと主張していて、本当に(ちょっと高級な)イングリッシュ・ブレックファーストのようです。
フォアグラ。薄いアーモンドにまぶされたフォアグラのムース、チェリーとローストダック。こちらにもブリオッシュが付いていました。












ロブスター・ダンプリン。ゴードン・ラムゼイ本店でも出会ったいわゆる「失敗作」。新鮮さを追求するために中華とモダンヨーロピアンの融合を目指したようですが、やはり・・・。せいろが開けられた時のゴマ油の香りまでは良かったのですが・・・。皮はべちょべちょ、中のロブスターとほたてとサーモンは食材に申し訳ないくらいの素人技。極め付けは横に添えられた「dashi」。日本人からしてみればただの麺つゆ。とても残念な一品でした。













本日の一押しは、メインのラム。キャラメライズされた玉ねぎとしんなり炒められたきゅうりの上に絶妙の焼き加減のラム。上にはオイスターの味のするオイスターリーフ。良質のラムと玉ねぎの甘さが奏でる大変すばらしいハーモニーでした。










デザートは黒トリュフのパフェ。ほんのりトリュフの香りのするチョコレートの中に、ふわふわのクリームが入っていました。



最後に焼き立てのマドレーヌが出てきました。サクサク!

帰りがけにキッチンツアーを楽しませて頂きました。シェフズテーブルはキッチンの中にありました。広いキッチンスペースでシェフの皆さんも働きやすそうでした。ご馳走様でした!


2015年9月26日土曜日

エキゾチック・リゾット

エストニアで大量購入した杏茸。市場では1キロ8ユーロ~12ユーロで売られていました。

私は常設の八百屋ではなく、おばちゃんが、自分で採ってきたきたものだけを売っているお店で購入。片言のエストニア語とロシア語しか出来ないおばちゃんでしたが、一生懸命切り口を見せて、鮮度をアピールしていたので、大量に扱っている八百屋さんのものよりも新鮮と言うことを確信。1キロ10ユーロで購入。

買ってきた杏茸は、オリーブオイルとにんにくで炒めて小分けにして冷凍保存しました。何しろ1キロ分ですから!贅沢の極みです。

本日はなかなか使われずに置かれていたハマグリの缶詰、タイ米を使ってエキゾチックリゾットにしました。杏茸の香り豊かな一品になりました。
【エキゾチック・リゾット・レシピ(2人分)】
オリーブオイル          適量
にんにく              1かけ
リーク               半本(もしくは玉ねぎ半個)
ハリッサ              小さじ半分
リゾット用のお米         半合(今回は残っていたタイ米を活用)
白ワイン              大匙3
ミニトマト              7個くらい
あさりかハマグリの水煮     小1缶
杏茸                適量
塩コショウ             少々
香菜                適量
パルメザンチーズ        適量

フライパンにオリーブオイルとにんにく、リークを入れ、弱火で炒める。
ハリッサを加え、軽く炒めてお米を加える。白ワイン、水を加えてアルデンテの直前まで煮る。ミニトマト、貝類の水煮、杏茸を加えてアルデンテまで煮込み、塩コショウで味を調える。
器に盛り付け、香菜、パルメザンチーズを飾る。






2015年9月24日木曜日

The Sekara (スリランカ料理)

スリランカ人のお友達のお勧めレストランThe Sekaraへ。ヴィクトリア駅からほど近くにあるスリランカとインド料理のレストランです。

こちらはスリランカのクレープHopper。米粉とココナッツミルクで作られた生地で、これに卵、キャラメライズオニオンのチャツネや唐辛子入りのココナッツ、ポテトのスパイス炒めと一緒に頂きます。



お野菜のサモサのようなものと魚のコロッケ。どちらもスパイスが効いています。
こちらはスリランカの麺。蒸されたものだそうです。薄い麺の塊になっていて取りやすいです。この麺は魚のカレーと頂きました。カレーソースにもココナッツミルクがたっぷり!











添え物のキャラメライズオニオンと茄子の炒め物も油たっぷりですが、美味しい!


こちらはチキンと、カシュナッツご飯。揚げ卵が付いて定食になるという感じがしてとても面白かったです。


こちらは今日一番の面白かった一品。koththu roti。南アジアで食べられるパイシートのようなロティを千切りにして、麺に見立てて焼きそばにしたもの。ロティを使うだけあって同じ焼きそばでもかなりお腹がいっぱいになるのですが、食感も面白くて、新感覚。現地では日本人にも人気のメニューなのではないかと思います。現地ではもう少し細かく切っているようですが・・・。


「スリランカにはあまりそれらしいデザートがないのよね。・・・というより食事の後デザートを食べる習慣があまりないのよ。」と友人が言っていましたが、デザートとして頂いたのは、wattarapamというプリンのようなもの。ココナッツミルク、カシュナッツ、蜜、シナモンやナツメグを混ぜて蒸したもの。濃厚でとても美味しかったです。後を引く味でした。友人は食後にデザートを食べる習慣があまりないと言っていましたが、スリランカの人はきっと一日中甘いお菓子やココナッミルクでできたスイーツを食べているので、わざわざ食後に頂く必要がないのではないかと推測しています(笑)。



大変良い経験をさせて頂きました!ご馳走様でした。

2015年9月22日火曜日

タリン!タリン!

 最終日、午前中は雨模様でしたが午後になると観光日和の青空が見えてきました。
青空に映える旧市街。どんな素人が撮っても絵になる美しい街です。








今回の訪問も短かったですが、大変楽しませて頂きました!Aitäh!!

Muhu Pagarid (ムフ・ベーカリー)

テリスキヴィ(Telliskivi)・クリエーティブ・シティーの中に今エストニア人の中で一番美味しいと言われて褒めたたえられている噂のベーカリーがあるということで行ってみました。 
ベーカリーの前から旧市街の眺めはこのような感じです。線路越しに見える教会は全く別の教会のよう・・・。

こちらが噂のベーカリー、Muhu Pagaridです。
人気店と聞いていたので、成金的な店内を想像していたのですが、本当にシンプル。・・・というより工場の一角のよう・・・。
こちらがカウンター。業務用の入れ物の中に、昨日作られたパンが売られています。
黒板には本日のパンが書かれています。ムフのシード入り黒パン3ユーロ、ムフの全粒粉パン2.5ユーロ也。

中は本当にパン工場!広いスペースに大きなオーブンと業務用の什器の数々。スタッフは3名しかいませんでした。手作り感漂います。黒パンを下さいと言ったら、奥から焼き立てが出てきました。まだ焼けてから30分程度しかたっていない状態です。幸せ。

こちらがそのパン850グラム。美しい!!!ライ麦粉・全粒ライ麦粉49%、砂糖9.5%、種類(ヘンプシード、ひまわりの種,など)7%、塩です。もちろん天然酵母のライ麦パンです。

この黒パン、感動の美味しさ!ヘンプシードのプチプチ感がたまりません。甘みも程よく、本当に美味しい!これは芸術です!黒パンにうるさいエストニア人をうならせるだけあります。何度でも立ち寄りたいです!

もちろん、パフパストリーが得意のKalamaja Bakeryにも立ち寄り、お土産にパイを大量購入。ミートパイは0.65ユーロくらいだったのですが、0.85ユーロに、チキンとパプリカのパイは0.90ユーロになっていました・・・。