2023年12月29日金曜日

May (五反田 フレンチ)

去年に続きMayの最終営業日のランチにお邪魔しました。 

本日は珍しいデンマークの白ワインをいただきました。

アミューズ
左は人参のシートをベルべーヌの入ったホワイトソースで包み、上に人参のピュレ、シェリービネガーで和えた人参とディルをのせたもの。
右側は蓮根のタルト。発酵バターで作ったパイ生地にアパレイユとパルメザンチーズをのせて焼いたもの。
続いてのアミューズ
玉ねぎ、にんじんなどたっぷりお野菜の入ったごぼうのスープ
ロールキャベツの再構築。コンソメで煮たシャキシャキ感残るキャベツの上に、コンソメのジュレとベーコン。

パンはいつもどおり美味しい!

冷前菜はパースニップのムース。上には甘エビのタルタルが乗っています。飾りは、パースニップのピクルス、クルトン、コンソメのジュレとセルフィーユ。濃厚で冬らしい一品。
温かい前菜は、フォアグラのフラン。
フォアグラのフランの上にアメリケーヌソース、里芋のフリットとズワイガニが乗っています。最後にねぎ。
この意外食材ネギが全体をまとめる良い仕事をしています。
あいちゃん農園 三浦野菜 岩田農園
色々お野菜たち
フレッシュ、ソテーなどなど色々な調理方法で楽しませてくれます。味変でラビゴットソースも添えられています。

お魚料理は山口県産の鰆のポワレ。下には白菜が敷かれています。ソースは春菊と浅利出汁を合わせあもの。上には春菊、ゆり根のグリルと大葉のフライ。こちらも淡白なお魚をこってりいただく一品。


メインは黒毛和牛のフィレ肉のステーキを様々な甘い食材と合わせたもの。
一番下には大根のステーキマディラ酒風味。その上にはフィレ肉のポワレ、更にその上にはポテトのピューレとサツマイモのチップです。上からは生のトリュフがたっぷり、ソースはマディラ酒とトリュフを合わせたペリグーソース。トリュフの香りはあまりしないのが残念・・・。

ビーフのモダンアレンジはガーリックライスの上に刻んだビーフサーロイン丼。

デザートはいちごとチョコレートのパフェ。
底から苺のソース、ムース、オレンジピューレ、マルキーズチョコラムース、ラムレーズン、ミント、レモン、苺のアイス。一番上にはココナッツのメレンゲ

プチフールはブルーベリーチョコとアーモンドのクリスプとアーモンドのパウンドケーキ

大変おいしいコースでした。ごちそう様でした!









ムニュメイ 9,900


2023年12月24日日曜日

平安殿(京都 和菓子)

 平安神宮





そのおひざ元にある和菓子屋さん、平安殿に立ち寄りました。



上生菓子。山茶花

中は粒あん。表面は大和芋です。こちらの上生菓子はとても柔らかく、しっとりしていました。しっとり系も口の中でとろけておいしい。

店名を冠したお餅、平安餅。
中はこしあん。はったい粉が素朴なお餅です。とてもやわらかくてこれまた美味。
わらび餅

たっぷり入っています。


やわらかくて美味しいわらび餅。残ったきな粉は翌日トーストにのせて余すことなく頂きました。

お味見用に頂いた平安殿というお饅頭。

この割れは古い瓦を模して作っているので、意図的だそう。中は柚子餡でおいしかったです。

平安饅頭
黄身あんの入ったお饅頭。外はボーロ風です。


羽二重粉を使ったそすい餅も大変やわらかくて美味しかったです!




老舗の和菓子、いずれも大変おいしかったです!






萬福寺(京都 普茶料理)

萬福寺にて普茶料理をいただいてきました。 

異国情緒あふれるお寺です。




有名な木魚。
普茶料理は黄龍閣というレストランでいただきます。

贅沢な広い個室でした。
本来普茶料理は4人で上下の隔たりなく大皿でいただくお料理なのだとか。
麻腐(まふ)。胡麻豆腐
筝羹(しゅんかん)旬のお野菜などを大皿に盛ったもの。
小さな器に入っているのはインゲンの胡麻和え、じゃがいもの甘酢和え、青のりこんにゃく酢味噌


揚巻煮、飛龍頭、揚麩
湯葉巻、どんこ椎茸艶煮、茄子田楽、蓬麩旨煮、豆腐の燻製、長芋煮紅揚(かまぼこもどき)、飾り麩

油じ(天麩羅)、素材や衣にしっかり味が付いているので、そのまま何も付けずにいただきます。
ごぼう、りんご
高野豆腐のアーモンド揚げ
煮梅(甘い梅干しを揚げたもの)
紅ショウガ
小芋の茶衣
紅蒟蒻
雲片(うんぺん)野菜の葛かけ、下には揚げ麺です。
香の物
飯子(はんつう)、寿免(ずめ)
季節のご飯は雑穀米、汁物は湯葉と三つ葉のおすまし


おだしは昆布だしなのだとか。
果菜(くおつぁい)、オレンジ、ほうじ茶団子と自家製の栗羊羹



お味もしっかりしていて、揚げ物がたくさんあったので、お腹も大満足。前菜も品数が多くとても美味しかったです。丁寧なお仕事ぶりに感謝です。