2011年7月31日日曜日

The Ledbury (ロンドンレストラン)

ノッティングヒルのおしゃれなお店が並ぶかわいい通りにある人気のレストラン、The Ledburyに行ってきました。
ランチが遅めのイギリスでは12時に予約するとほとんどと言ってよいほど最初のお客さんになります。今日は従業員の打ち合わせが長引いたらしく、私たちが席に座ってしばらくしても皆さま真剣な顔で打ち合わせを行っていました(笑)。

12時半を過ぎると次々に予約のお客様が・・・。客層は主に30代前半のヤングエグゼクティブ風です。さりげなく着ているボロボロ風のTシャツやジーンズもきっと値段を聞いたらびっくりするようなものではないかと想像をめぐらせます。


さて、私たちのテーブルは3コースの日曜日のランチにすることに。アミューズブッシュはパリパリのケースに入ったフォアグラのムース。



パンは3種類ありました。










ブリオッシュ風のものやベーコン&オニオン入りのロールもありましたが、お食事にはサワードーの
外はカリカリ中はもっちりのパンが一番美味しかったです。


前菜はホタテ貝のカルパッチョ、お魚の卵とパルメザンのグラニテ添え。さっぱり美味しい一品。


こちらはさばの直火焼きアボカドソース。和食の影響を大いに感じさせる一品。のり、ごま、シソが使われています。小さなシソは最近ロンドンのレストランでもちょっと”ポッシュ”な食材として注目されているそうです。手前にあるのは生のサバを細かく切ってコリアンダーのムースと合わせたものを包んだクレープ。このお皿、私にとってはフレンチというより和食の発展形。ご飯とお箸があればそれはそれで定食屋さん風に楽しむことが出来そうに思うほど日本人にとっては普通の品(でも本当は普通ではない・・・)なのですが、そこをフレンチにするところが若きシェフの斬新なところです。


メインはポークとラムにしました。ポークは腹肉と顎肉を八角やシナモンなどのスパイスで焼いた一品。皮もパリパリです。人参のピュレ添え。

ラムはこれまた2種類の部位をローストしたもの。添え物のなすが、田楽!すっかり味噌を塗って焼いたものだと思っていたのですが、後から説明を見てみると黒砂糖とにんにくのソースを塗って焼いたものだった模様。でもこれは茄子田楽からヒントを得たに違いないと未だに信じて疑っていません。

デザートは白桃のパフェ、別皿にピーチのアイスクリームが添えられたロールケーキ付き。さっぱり美味しい品。











大感激のチョコレートケーキとラヴィッジのアイスクリーム。濃厚なチョコレートに少し個性のあるラヴィッジの相性が最高!もう一度食べてみたいと思うデザートでした。

プティフールはかわいらしい缶の箱に入れられて出てきました。もちろん細かいところにも抜かりはなく、一品一品に愛情を込めて作っている事を感じることが出来ます。

お食事が美味しいのはもちろんですが、内装も明るくサービスも素敵なので近いうちにまた是非行ってみたいと思います!

2011年7月30日土曜日

Opera Tavern (ロンドン・タパスバー)

コベントガーデンに出来た噂のタパスバーOpera Tavernでプレシアターランチを楽しんできました。1階は炭火焼カウンターでちょうど日本の焼鳥屋さんのイメージ。

2階は気取らずゆっくり出来るスペースになっています。イギリスのランチタイムの12時半を過ぎると沢山人がやって来てあっという間に沢山の人で埋め尽くされました。評判のお店なので、予約をして行った方が良いようです。

こちらの豚は全てイベリコ豚です。まずはイベリコ豚の頭部を使ったテリーヌ。お酒のおつまみとあってかなりしっかりと味がついています。

次はこのお店の名物、イベリコ豚とフォアグラを使ったミニハンバーガー。こちらも満足のお味。揚げ+炒め玉ねぎの甘さとジューシーなお肉の素敵なハーモニー。

お口直し程度に、と思って頼んだサラダは大正解。小さな人参やカブ、酢漬けのあんず茸、アーモンドにトリュフが口の中ですばらしい食感と味を生み出す感動的な一品。

こちらは本日のお店のお勧め。ハイクのグリル。添え野菜はカレー風味のパプリカとズッキーニ。
 最後に串焼きコーナーからも少し注文しました。タコとチョリソーの串焼きと鴨といちじくの串焼き。小さな小さな串焼きでしたが、この時点でお腹はかなりいっぱい。

 でもデザートも食べなくてはなりません。パンナコッタはごくごく普通のものでしたが、ヘーゼルナッツケーキ、レモンとタイムのアイスクリーム添えは計算されつくされた相性のおいしい一品でした。












まわりの方は「食べる」と言うより「飲む」のに忙しそうで、昼間からワインの瓶を何本も空けていました。

2011年7月29日金曜日

Kew, Royal Botanic Gardens (ロンドン)

ユネスコの世界遺産としても登録されている王立植物園、キューガーデンズに行ってきました。市内から遠いところにあるイメージがありましたが、実際は市内中心部から地下鉄で1時間足らずの便利な場所にありました。広大な土地に世界各国から集められた貴重な植物がテーマごとに植えられ、一日ゆっくり過ごすことが出来ます。



中でも特に印象的だったのは睡蓮。ちょうど見ごろだったらしく、テレビ撮影用のカメラが設置されていました。こんなに沢山の種類の睡蓮を一度に鑑賞したのは初めてです。温帯産は水面のすぐ上に花をつけ、熱帯産は長い茎の上に花を付けるという特色があるのだそうです。






グリーンハウスの中では少し変わった南国の植物も沢山花をつけていました。


"Minka"や日本庭園もあります。










一家と思われるくじゃくたちにも遭遇。なぜかオスは単独行動・・・。

ゆっくり散歩しながら庭園を楽しんでいると2~3時間はあっという間に過ぎてしまいます。また違う季節にゆっくり散策に来てみたいと思います。

2011年7月28日木曜日

Cay Tre (ロンドンレストラン)

ロンドンのソーホーにオープンしたばかりのベトナム料理、Cay Treに行ってきました。



木曜日というのに店内は大変な賑わい。すっかりロンドンっ子に人気のお店のようです。
内装はおしゃれな感じですが、会社帰りに立ち寄ってちょっとフォーを一杯、ということが出来そうな気軽な雰囲気があります。お隣の女子会3人グループはワインを1本とフォーをそれぞれ一杯ずつ食べて40分位でお店を後にしていました。
さばのサラダ、春巻き入りビーフン、生春巻きにフォー。お腹いっぱいです!!
タリンに本格的なベトナム料理のお店が出来るのはいつのことでしょう・・・。



2011年7月26日火曜日

タリンの水道

今まで何もなかった所に突如としてこんなものが!!「飲料水:ボタンを押してください」とあります。


これはタリン水道がプロモーションのため、市内3か所で実施しているものであるということが判明。タリン水道はタリン市が約35%のシェアを持つ会社ですが、今年前半の水質が去年のそれを上回ったことから水道水は安全であると言うキャンペーンを行うことにしたようです。
利用者は未だ見たことがありませんが、タリンを訪れる観光客のペットボトルを潤す大きな役割を担うことを蔭ながら祈っています。

因みに我が家につながる水道は、水道管が古いようで、1週間も家を空けると錆がついた茶色い水が出てきます(苦笑)。