2015年3月29日日曜日

英国で人気の料理とは?

BBCが英国で人気の料理を紹介していました。

10位はフィッシュ&チップス (魚とポテトのフライ) 
イギリスではお酢をかけて頂くことが多いです。

9位:チリコンカン
イギリスは辛いものが苦手な人が多いという印象ですが、意外。スコットランドではメキシコ料理及びメキシコのことが好きな人が多いのだそう。それは1986年のサッカーワールドカップから「スコットランド」として出場できることになったからということです。エストニア人が最初に独立を認めてくれたアイスランドのことを恩に感じているのと同じなのかも知れません。

8位:ステーキ

7位:ポークチョップ

6位:カレー
インドのカレーのみならずタイのカレーなども人気なのだとか。

5位:シチュー/キャセロール(いわゆる煮込み料理)

4位:ボロネーゼ

3位:ピザ

2位:シェファーズ・パイ
ミートパイ。代表的なものは、羊ひき肉を玉ねぎやトマトソースで煮込んだものにマッシュポテトを乗せてオーブンで焼いたもの。最近ではベジタリアンバージョンなど色々な種類があります。

1位:ロースト料理

カレーやボロネーゼなどは日本でランキングを調査しても上位に出てきそう。料理の国境はほとんどなくなってきているのではないかと感じます。テレビでは、好きな料理は?と聞かれて「寿司!!!」と即答している人も出て来ていました。

チーズスフレ

ミシェル・ルーのレストラン、ル・ガブロッシュの代表料理のチーズスフレを目指して我が家でもチーズスフレを作りました。材料さえきちんと用意しておけばすぐに出来るので、スフレをもう少し休日の食卓に取り入れても良いかも、と見直すきっかけになりました。

【材料】2人前
有塩バター 10グラム(1切れ)
小麦粉    10グラム(大匙1)
ミルク     40ミリリットル
卵       1個
パルメザンチーズ  10グラムとココット用大匙1と飾り用少々
リコッタチーズ     25グラム
グリュエールチーズ   15グラム
イングリッシュマスタード 小さじ1/4
塩、こしょう

【作り方】
1 材料をすべて計ったら、オーブンを200度に温めておく。
2 ココットにバターをぬり、おろしたパルメザンチーズを振って冷蔵庫に冷やしておく。
3 小さなソースパンにバターを溶かし、小麦粉を加えて1分間火を通す。ミルクを少しずつ加えてルーを作る。
4 火からおろし、ルーの中に卵黄を入れて混ぜる。おろしたチーズ類、マスタード、塩コショウを入れて混ぜておく。
5 卵白を角が立つまであわ立てて4に加える。(最初に卵白1/3を入れてしっかり混ぜてから残りをふんわりと混ぜます)
6 ココットに5を入れ、オーブンで10~15分焼く。焼きあがったら上にパルメザンチーズを振って出来上がり!すぐにしぼんでしまうので、熱々を頂いてください!
塩はチーズやバターの塩気があるので、気持ち程度で・・・。チーズはエメンタールを加えても美味しいと思います。

ミシェル・ルーはチェダーチーズも使っていました。レシピをこちらに発見しました!
こちらの国のスフレのレシピはほとんどのものが、1人前に卵1個を使っていますが、最後まで飽きないように頂くには一人分卵半個がちょうどよい分量だと私は思います。

本日はメインをパエリアにしました。


2015年3月28日土曜日

The Clove Club (ロンドンレストラン)

東ロンドン、ショーディッチにあるレストラン、The Clove Clubに行って来ました。ショーディッチはアートな雰囲気漂う若者のエリアです。


レストランは1865年に建設された旧市役所の建物に入っています。今はショーディッチのタウンホールトラストが貸し出しをしています。レストランのお隣はアートのイベントスペースになっています。

















高い天井で開放的な雰囲気です。



本日は3コースのランチを頂きました。コースに入る前にたくさんのスナックが出てきます。
まずはクローブクラブのシグネチャーとも言える、フライドチキン。バターミルクにマリネされていて、やわらかくてとてもジューシー。熱々が出てきました。上には松の葉の粉がかけられています。





こちらは鳥の足の部分。骨を抜いて揚げてパプリカをまぶしたもの。タラゴン風味のマヨネーズと頂きます。おつまみにぴったりの一品。


美味しい焼きタルボットのおだし。きんかんのコンポートが浮いていて、下には唐辛子。面白い発想です。ご飯を入れれば美味しいお茶漬けになりそう!

パンとバターはどちらもお店で手作りしたものだそう。まだ温かかったです!
 こちらはさばの炙った「刺身」。イギリスのマスタードときゅうりが添えられています。ソースにはおしょうゆが使われています。

こちらは子羊の胸腺。カリフラワーのピュレの上に乗っています。アンチョビ、ケイパー、そしてエルダーベリーがアクセントになっています。

 お魚はコーンウォールからのエイ。カニのソース。添えられているのはグリーンピースとモリーユ茸。そして、お店で手作りした「ゆず胡椒」。ゆずは南仏から来たのだそうです。とてもマイルドなゆず胡椒でしたが、全体的にとても良いバランスでした。

お肉料理はフランス産のうさぎ。やわらかいお肉でした。南インドのスパイス(カルダモン、シナモン、カレーリーフ、コリアンダーなど)を使ったお塩が添えられています。










こちらはプレゼンテーションは今一つでしたが、お味はすばらしかったアマルフィーのレモネードとサラワク胡椒のアイスクリーム。レモネードと言われるクリームは炭酸風で口にとろけるさっぱりしたお味です。



ヨークシャーのルバーブ、バターミルクのムースにパリパリの大麦の粉がかかったビスケット。こちらもすばらしく手のかかった美味しいデザートでした。











 最後に燻製された小麦のマドレーヌのような小菓子が出てきました。スモーキーで不思議な感覚でしたが、とても美味しかったです。



入り口には自家製ハムを作っている部屋がありました。とても満足度の高いランチでした。食前にスナックを少しずついただけるのが楽しかったです。
シェフは海外の食材を色々研究しているようでした。本日のメニューは「刺身」「しょうゆ」「ゆず胡椒」など日本の影響が多く見られました。ご馳走様でした!!

2015年3月23日月曜日

イギリスのアイコン

先週サムソンが発表したイギリスの人気アイコン。2000人を対象に調査を行ったようです。
1位は赤い電話ボックス、2位は2階建てバス。3位は国旗(ユニオンジャック)だそう。乗り物系は上位についており、スピットファイアー(4位)、ロールスロイス(5位)、タクシー(6位)、地下鉄マップ(7位)、ミニクーパー(8位)、コンコルド(9位)となっていました。

こちらは新しいタイプの2階建てバス(通称ボリスバス)です。ドアが3つあってどこからでも乗り降りできます。

日本のアイコンは富士山、寿司、芸者などになるのでしょうか。
ロンドンもあたりはすっかり春です!



2015年3月22日日曜日

ベルギーのおやつ

ベルギーの名物と言えばポテトフライ、マヨネーズ添え。アントワープの中心部にあるFrittur no.1というところで頂きました。 お年寄りから若者まで皆に大人気。たっぷりありますが、3.7ユーロと意外に高価格。ソースは色々選ぶことが出来ますが、ベルギー風のマヨネーズで頂きました。マスタードの酸味がきいているマヨネーズでしたが、私はアメリカ風ケチャップ添えの方が好みです。
揚げたてのポテトはもちろん大変美味しいお味です!





 駅や街中など気がつけばどこにでもある地元の人に人気のパン屋さん、Panos。今回初めて食べましたが、オーブンで温めてくれるので、熱々のパンがいただけます。ワッフル(1.8ユーロ)は人気商品なのか、朝しか見かけませんでした。美味しかったです!




アントワープ観光

アントワープの駅は国の重要文化財。とても立派です。

 中央駅から歩いて15分ほどのところにルーベンスの家があります。ルーベンスが実際にアトリエ兼住居として使っていたところです。

 中にはルーベンスの絵画のコレクション、工房で製作された作品の数々、そして大変珍しいルーベンスの自画像などを見ることができます。


こちらは活版印刷博物館。世界文化遺産です。

アルファベットを一つ一つ並べて原版を作っていたということがよく分かります。



 ルーベンスの描いたたくさんの肖像画も飾られていました。



 市庁舎。














ノートルダム大聖堂。



「フランダースの犬」のネロも観たルーベンスの「キリストの降架」


「聖母被昇天」


「キリストの昇架」

大聖堂の前には「フランダースの犬」の記念盤(日本語)がありました。



 お土産屋さんでは「フランダースの犬」を主題にしたビールやチョコレートが売られていました。でもこの物語、日本人の間でだけ有名なのだとか。