2011年3月27日日曜日

まだまだ寒いのに・・・

3月ももう終わりとだ言うのにタリンではまだ雪が降ったりマイナスの気温だったり・・・。しかし、街には春を待ちきれない人々が沢山います!ラエコヤ広場をはじめとする街のカフェではすでに野外席も立ちあがりました。その数はまだまだ少ないですがこの寒さの中外でくつろぐ方々に脱帽します。

先週一週間タリンは晴天続き。空も美しいです。日もすっかり長くなり今日からサマータイムです。これで日本との時差は6時間になります。












遠くに見える海はまだ凍っています・・・。



2011年3月26日土曜日

エストニアの水

日本で何とエストニアの水が売られています。その名もVesi(水)。硬度440(日本のミネラルウォーターの一般的な硬度は30前後、ヴォルヴィック60、エビアン291、コントレックス1551だそうです)ではありますが、全くくせがなくバランスの良い水です。 雪原地帯の地下210メートルからくみ出された水ということでありがたみもあります。 販売先が少ないので店頭でみかけることはなかなかありませんが、そのうち水好きの皆さまに気付いてもらって大ブームが起こるかも知れません。



2011年3月24日木曜日

1949年3月25日

今年も自由広場に2万個の蝋燭が灯されました(詳しくはコチラ)。いつまでも忘れない、そんな一日がまた過ぎようとしています。

私はこの蝋燭に、シベリアに強制連行された2万人の方々と共に今回の震災で亡くなったあるいは行方不明になっている同数以上の方々を想うことにしました。一つ一つの蝋燭にはそれぞれの誇るべき歴史と感動があり、それぞれの蝋燭を想う家族や友人が一心にその蝋燭に祈りをささげていると思うと少しは心が救われます・・・。

2011年3月12日土曜日

Yashin Sushi (ロンドン・レストラン)

今ロンドンで話題のYashin Sushiに行ってきました。場所はハイストリートケンジントン。元Nobuの料理長が板前さんのお店なのだとか。場所柄おしゃれでお金持ちそうな方々が沢山来ていました。

最初にうやうやしく出されたのが本日のカナッペ。一口サイズの前菜です。イカのゆず胡椒焼きと卵焼きを頂きました。





こちらが本日のおまかせ寿司。厚切りガリが面白いです。
ここのお寿司はお醤油をつけずに食べるということを売りにしています。美しくにぎられたお寿司は、その素材に合わせてゆず胡椒やもろみ、ゼリー状にしたポン酢などがトッピングされており、ちょうどよい味に仕上がっています。でも私は見てしまいました!!!となりにいたイギリス人の女性グループがお醤油を要求し、た~~~~っぷり浸して美味しそうに食べていたのを!!!とほほほ・・・。
デザートはアイスクリームかシャーベットのみ。シソのシャーベットとごまのアイスクリームを頂きました。











おしゃれなお店だけに、店内は薄暗く、そしてBGMもクラブ風だったのですが、私にとっては明るい店内に静かな音楽の方が落ち着きます。でも斬新かつ新鮮なお寿司はとても美味しく頂くことが出来ました!タリンにはない美味しいネタに大感激!!

2011年3月11日金曜日

Strada (ロンドン・レストラン)

Stradaはイギリスに何十と店を構えるイタリアレストランのチェーンです。

隣のテーブルとの距離が日本並みではありますが、ちょっと昔までよく言われていたイギリスのイタリア料理=高くて美味しくない、というイメージを払拭してくれるレストランです。
私も何度か足を運びましたが、何を食べてもハズレなし。昼時は多くの人で賑わっています。席につくと日本のようにお水がサーブされ、てきぱきとした店員さんがオーダーを取ってくれます。
サラダはボリュームたっぷり。

パスタもピザもリゾットもどれを食べても美味しく大満足。









デザートも上出来です。

2011年3月10日木曜日

心を一つに


まさか日本があんな大惨事に巻き込まれるとは・・・。地震発生後に流された映像は、誰もが自分の目を疑ったに違いありません。私の見た映像の数々は洗濯機の中にミニチュアの町を入れたのではないかと思ってしまうほど、驚異的な破壊力で全てをさらっているものでした。自然の力を前に私たち人間は本当に無力だということを思い知らされました。同時に、命あることのありがたさと幸せを実感しました。
今回の大災害で亡くなった方々と、被災され今も大変な生活下にいらっしゃる方々に心よりお悔やみ申し上げます。また、緊急支援や復旧支援等の場で全力で頑張っている全ての関係者に心からのエールをおくりたいと思います。


海外にいる私たちに出来ることは本当に少ないですが、海外から日本を応援している人々と心を一つにして応援していきたいと思います。
各国から日本に対して勇気付けられる様々なメッセージが寄せられていますが、友だちから送られてきたタイからの応援ビデオメッセージを紹介します。
ロンドンではすでに桜が咲いています。一日も早い日本の復興を祈りつつ・・・。




2011年3月6日日曜日

エストニア産へのこだわり

2010年9月にオープンした旧市街の目抜き通りにあるかわいらしいお店はエストニア産の食品を専門に扱っています。エストニアのお土産物屋さんで扱っているエストニアの土産物と言えば、麻製品、木工細工、羊毛製品などが主流なので、ここは少しユニークなお店です。

チーズ、パン、チョコレート、エストニアのベリーなどでつくられたワインや加工食品が並べられていました。ここであればお客様にもエストニアの名産を一度にご紹介出来そうな品揃えです。

以前ご紹介したPadasteブランドの食品も扱っています。

写真を撮らせて下さいとお願いしたら、オーナーさんが少しでも美しく見えた方が良いと商品を並べかえてくれました!



















今回購入したのは、ベリーの粉。クッキーやケーキの色付けやヨーグルトに混ぜて食べると良さそうです。

2011年3月5日土曜日

シーバックソーン(ウミクロウメモドキ)

以前にもご紹介しましたが、こちらでよく使われる注目食材の一つにシーバックソーン(ウミクロウメモドキ)があります。シーバックソーンはグミ科の植物で実はきれいなオレンジ色。日本には野生していないようですが、こちらではよく見かけます。寒さや乾燥に強いので比較的育てやすく、それでいて実はビタミンが豊富なので良いことづくめです!実、葉、種、皮から取れるオイルからは色々な化粧品も開発されています。シーバックソーンは古くから薬用に活用されており、免疫機能を高めたり、ホルモンバランスを整えるとされています。痛風、リウマチや更年期障害にも良いそう。

ビタミンCが豊富なだけあって実自体はかなり酸っぱいのですが、加工品もたくさん売られています。私のお勧めはジャムとクリームとパウダー。クリームは外用薬で、ちょっとした切り傷や乾燥対策に使っています。

パウダーはヨーグルトに良く合います。色もきれいです。

実は冷凍で売られていることが多く、ジャムにしたりワインにしたりするようです。

シーバックソーンを使ったケーキは大人気。工夫次第で色々楽しみの広がる食材です。