セントパンクラス駅からのお散歩にちょうどよいGrain Storeにやってきました。キングスクロス界隈は再開が進んでおり(昔は危険な地域と言われていました!!)、今注目のお店が沢山あります。
Granary Squareは、すばらしい陽気を楽しむ人でいっぱい。Grain Storeは、ブルーノ・ルーベが昨年オープンしたばかりの野菜を上手につかった料理の楽しめるレストランです。
想像以上の広い店内でびっくりです。かなりの人数さばけそうです。オープンキッチンでは皆さん忙しそうに働いています。こちらはバーのドリンクも売りになっています。自慢のカクテルは沢山の種類がそろえられています。
前菜に頂いたのは、スモークされたなすのサラダといわし。このサラダ、パプリカやたまねぎ、そして絶妙なスパイス使いでとても美味しい!中東料理のなすのペースト、ババガヌーシュからインスパイアされたのではないでしょうか。パンと一緒に頂いても合いそう。
スプラウトのサラダ。底にはお味噌で味付けされたなすのペーストが敷かれていて、上にはレモン風味の鳥の皮やじゃがいものパリパリチップがのっています。しゃりしゃり、しゃきしゃき、カリカリなどなど、さまざまな食感が楽しく、それをなすペーストがつないでくれます。
前菜2品はとても美味しかったので、期待値が高まります!!
メインで頂いたのは、ブランチメニューから、じゃがいものパンケーキ。こちらはリークのサワークリーム和えとトビコが上に乗っています。
強烈だったメインのヘイク。和食の影響を受けた一品で、面白そうだったので頼んでみたのですが、(日本人としては)これはかなりのがっかり作品。お皿には一面黒にんにくのピュレが塗られています。添え物はパクチョイ、レモンと「わかめの蒸し寿司」。わかめの蒸し寿司は、お願いだからこれを寿司と語らないでください、と言いたくなるようなまったくコンセプトも味も褒められない一品。お米はきちんと炊けていない上に、水加減が多すぎて不愉快に柔らかく、蒸された結果ふにゃふにゃになった海苔と酢飯の最悪なバランス・・・。ヘイクそのものは美味しかったのですが、これではプレゼンも味もヘイク様に申し訳ないです・・・。以前ゴードン・ラムジーで頂いた悲しい鱈の味噌漬けを思い出しました。
前菜がすばらしかっただけに、最後は本当に残念でした。
気を取り直してデザート。チョコレートと小豆のフォンダン。マンゴーのペーストと、オレンジとカルダモンのアイスクリーム。こちらはすばらしい組み合わせ。小豆を使っているところなどは、色々な国の食材に影響を受けていることを感じます。 こちらの挑戦は大変すばらしいと思いました。
お魚は残念でしたが、とても楽しませていただきました!
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