2013年5月18日土曜日

Hedone (ロンドンレストラン)

本日はチズウィックにあるHedoneでランチ。

お店の前には世界のレストラン100選で70位になりました!との看板がありました。予約時間の12時にお店に着きましたが、10分待っても鍵がかかっていてお店に入れません・・・。仕方ないのでお店に電話すると「あ、ごめんなさい。鍵を開けるのを忘れていました!」と慌てて店員さんが鍵を開けてくれました。・・・ところが、お店の中は皆さま大忙しの準備中状態。床掃除の人までいたりして明らかに準備が遅れていたものと思われます(笑)。

ヘドネのシェフはスウェーデン生まれのMikael Jonsson 氏。小さな頃からシェフを目指していたのですが、食品アレルギーのため、途中で断念して弁護士になり、ブログを通じて食と携わり続けます。そんな彼が2011年7月にオープンしたのが、ギリシャ語で「快楽」を意味するヘドネです。











お店はオープンキッチンで、カウンター席も楽しそう。

まずはかわいらしいスナックが出されました。全て味にパンチがなく大変微妙・・・。器も見た目も美しいのですが・・・。




 パンはお店で焼いたサワードウブレッド。これまで何処で食べたサワードウよりも水分が多くもっちもちです。

こちらのテーブルはテーブルクロスと一体化されている面白い作りです。全てのテーブルの脇にはほんのりシナモンの香りのする香り袋が置かれています。

コースの前に出てきた付きだしは、茶碗蒸し、岩海苔ソース。和食?

 前菜は湯通しされた牡蠣。下には青リンゴのフォームとエシャロットの酢漬けが敷かれており、とてもさわやかです。
もう一品の前菜はフランス産の白アスパラガス、オランデーズソース添え。タラゴンの香りと酢漬けのグリーンアスパラガス、そして黒カルダモンが春の香りに色を添えてくれます。

 
メインは55日間熟成させた黒アンガスビーフを72時間低温で調理したもの。低温調理なので、素敵なピンク色。柔らかくてとてもジューシー。

もう一品のメインは鶏のもも肉と胸肉。しっとりと焼かれていて美味しい一品です。添えられていた太いグリーンアスパラガスは甘みがあって香りも高いものでした。
 

お口直しのソルベはタイバジルのハーブ。メインディッシュから次に来る甘いものへの橋渡しの役を担っています。

 デザートはりんごのミルフィーユとキャラメルのアイスクリーム。パイ生地はサクサク、りんごはしっとりさわやかの美味しいデザート。もう一品は温かいチョコレートケーキとラズベリーの粉とパッションフルーツのゼリー、上にはマダガスカルバニラのアイスクリームがのっています。こちらは濃厚なチョコレートとフルーツの酸味がすばらしいハーモニーを奏でる一品。



 












プチフールにはかわいらしい、バニラのマカロン(レモンマンゴークリーム)、バニラのフィナンシェとベルガモットのマシュマロが出てきました。
 
チズウィックにはこんなにかわいらしい教会もあります。チズウィックは市内中心部から少し離れていますが、休日の散策を兼ねて遊びに来るにはもってこいの場所です。