2011年1月27日木曜日

これで私もファーストレディ!

今月17日~20日まで、イルヴェス大統領夫妻はスウェーデンのグスタフ国王のご招待でスウェーデンを公式訪問しました。大統領夫妻は17日の午後エストニアの客船タリンクでタリン港を出発し、18日の早朝ストックホルムに到着。
実はイルヴェス大統領はストックホルム生まれ。スウェーデン出身の唯一の大統領です。イルヴェス大統領のご両親は戦火と占領を逃れ1944年、スウェーデンにやってきました。今回の公式訪問では生家を訪れたり、現地のエストニア人コミュニティーの人々に会い、エストニアから持ってきた種で作ったパンをご馳走になったり、エストニア難民がスウェーデンへの恩返しに建てた記念碑を訪れたり、要人との会談を行ったりしました。エストニアのマスコミ各社はこの公式訪問を毎日大きく報道していました。

第2次世界大戦後スウェーデンに逃れたエストニア難民は約28,000人。一番多く受け入れたのはドイツで、その頃避難民キャンプには35,000人から40,000人のエストニア人がいたとか。

それはさておき、今回の大統領公式訪問で一番話題になったのは、エヴィリン夫人のファッション。紙面でもネット上でも大きな議論を呼びました。この帽子はもちろんエストニアのデザイナーがデザインしたもので、エストニアの民族衣装からインスピレーションを得たもののようです。奇抜ではありますが、エストニアを愛しているからこそのファッションだと私は思いました。

                      ⓒIlmar Saabas (Delfi)

そして何と、今日はファーストレディの帽子の作り方という付録まで新聞に付いてきました!しかもかなり上質の紙で!

「中身でなく外見が重要な時に使いましょう」「話題があることが重要」と記載されており、新聞社の宣伝になっているとか。ユーモアがあるというか、何と言うか・・・。


せっかくなので私もファーストレディーの帽子を作ってみました。

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