2011年10月8日土曜日

Medlar (ロンドンレストラン)

最近イギリスの主要紙のグルメレポーターがこぞって評判を掲載している話題のレストラン、Medlarに行ってきました。Medlarは"World's End" (世界の果て)という地域にあります。


レストランの中は気取りすぎず、カジュアル過ぎず、おしゃれな雰囲気です。

メニューはプリフィックスで、この日は前菜7種、メイン6種、デザート7種から選べるようにになっていました。まずは自家製のサワーブレッドとフォッカッチャが出されます。サワーブレッドは噛めば噛むほど味の出る美味しいもの。お食事にはぴったりです。フォッカッチャはしっかり味がついており、食事と一緒にというよりこのまま食べたいと思うようなもの。両方とても美味しかったです!

 前菜はガーディアンのグルメレポーターが今年食べたものの中で一番美味しかった!と大絶賛していた蟹のラビオロ。確かに蟹の甘い香りがして美味しかったのですが、日本人にはロブスタークリームのソースが濃厚過ぎて一人で食べるには辛い感じでした。もう一つの前菜は鴨のタルト。目玉焼きの下にサクサクの鴨を練りこんだパイ生地が敷かれています。赤ワインソースとの相性も良く美味しい一品。










 メインはヘイクと呼ばれる淡白な白身魚に、ベーコン、パセリのクルトン、アーティチョークのピュレ、レインボーチャード(ビーツの仲間)が添えられた一品。たっぷりのったトリュフの香りが引き立って美味しかったです。もう一品は牛のステーキ。焼き加減は特に聞かれませんでしたが、美しいロゼ色に仕上がっており、やわらかくジューシーでとてもお上品。これにはサラダとベアルネーゼソースが別皿で付いてきました。そして何を意図していたのか最後まで理解出来なかったのですが、お肉の上にはカタツムリが添えられていました。食感の違いを楽しむものだったのでしょうか?











デザートはかなり甘いとの事前情報を入手していたので、ピンクグレープフルーツのソルベに。さっぱりすると思いきや期待を裏切らない甘さ(笑)。私はフルーツだけの甘みで十分でした・・・。お店の名誉のために付け加えると添えられていた焼き立てのマドレーヌは甘さも程よく最高に美味しかったです!











もう一品はお店の本当の味を知るべく(?!)、聞いただけでも甘そうな一品、バニラカスタードとブラックカラントのコンポートに・・・。これまた期待を裏切らない強烈な甘さ。私にはかなり厳しいデザートとなりました。でもイギリス人にはきっとこのくらいの甘さでないと受け入れられないのだと思います(笑)。

ガーディアン紙にはとても努力して作りあげている料理に違いないのに、それをさりげなく出しているところがとても良い、というコメントがありましたが、まさにそのとおり。サービスもお店の雰囲気もお料理もさりげなく楽しめるそんな素敵なランチでした。

2011年10月6日木曜日

エストニアから見習うこと

欧州政府の債務問題が深刻ですが、エストニアは政府の負債が少ないことで優等生としての地位を確立しています。
エストニアの2010年の財政は対GDP比0.1%の黒字(アイルランドは-32.4%、ギリシャは-10.5%、イギリスは-10.4%:以上ユーロスタット)。政府の負債も対GDP比6.6%とEUで一番低い値です(ギリシャは142.8%、イタリアは119%)。
エストニアはユーロ加盟が大きな目標だったこともあり、政府支出を切り詰めていました。その結果2009年にはGDP成長率がマイナス14%、失業率17%など国全体が本当に大きな苦しみを味わいました。今のエストニアはその時の努力の賜です。最近では貿易が好調で景気も上向いており、EUの会合などで負債のないすばらしい国と名指しで褒められるほどです。
最近イギリスのフリーペーパーで以下のように大きく取り上げられました。

2011年10月1日土曜日

LIFT 11

タリンはすっかり秋も深まってきました。










そんな秋のタリンを彩る素敵なコンセプトのプロジェクトがタリン市内各所で行われています。Lift 11というプロジェクトで、都会の景色に少し変わった視点を設けることによっていつもと違った角度から普段何気なく見ているものを眺めてみようというもの。

今日は沢山あるプロジェクトの2つを訪れてみました。
まずはRoosikrantsiという通りに注目したオーディオツアー。予めインターネットのサイトからオーディオガイドを録音し、Roosikrantsi通りへ。




鳩の形をしたかわいらしい交通規制のためのブロックの紹介があったり、


通りのさりげないものに注目したツアー。










小さな通りもゆっくり歩いてみると色々あります。

次はLIFT 11の最大のプロジェクト、「林の中の道」。これは日本人の建築家によって設計されたもの。カドリオルグ公園に今月22日まで設置されています。


空中に道が出来ており、林をいつもと違った高さから見ることが出来ます。この道はその設計自体で支えられており、木への負担はほとんどないのだとか。




多くの家族連れがこの斬新な設計を楽しんでいました。日本語の解説もあったりして嬉しかったです。

 この空中散歩道の近くには最近タリン市によってオープンされた日本庭園もあります。まだまだ木は植えられたばかりですが、すでにエストニア人の憩いの場になっているようです。