本日はJeremy Leeがヘッドシェフを務めるレストラン、Quo Vadisにやって来ました。
Quo Vadisの建物にはイギリスに亡命していたカール・マルクスが一時期住んでいたことがあるそうです。メニューは毎日変わるようです。本日はたばこを吸っているうなぎのかわいらしいイラストが描かれたメニューでした。
パンはお店で焼かれているもの。モッチモチでついつい沢山食べてしまいそうなパンです。
前菜には蟹のスープ(トーストとちょっとスパイシーなルイーユ添え)とイカ、オリーブ、ワイルドガーリックとフェンネルのサラダを頂きました。蟹のスープはサラサラしたスープでした。蟹のうまみが凝縮されていてとても美味。感動したのはイカのサラダ。柔らかく焼きあげられたイカとフェンネル、ワイルドガーリックとオリーブの組み合わせがとても良かったです。なかなか思いつかない組み合わせですが、食べてみると、なるほどと思わせられます。
メインで頂いたのはイラストにもあった、スモークうなぎとホースラディッシュのサンドイッチ(こちらは本当は前菜用なのだそうです)とスケートと言われるエイのバター焼き。上にケイパーとパセリがたっぷりのっています。 メインもとても美味しかったです。
サイドディッシュとして頂いたフライドポテトは外はカリカリ、中はほくほく。ヘストンの冷凍テクニックを使ったのかしら?
デザートのメニューもかわいらしいものです。
本日はチョコレートとフルーツのタルトとオレンジカードのショートケーキを頂きました。少し甘かったですが、どちらも素朴で美味しいものでした。
英国料理に少しフレンチテーストの入った気取らない素敵なブラッセリーでした。シーフードのメニューが豊富なのも魅力です。