2日目の午前中はティンプーの台所、ウィークエンドマーケットへ。こちらでは一日中いても飽きないくらい楽しい時を過ごしました。
1階は穀物コーナー。
穀物コーナーでは地元特産の赤米が売られています。ブータン人の暮らしは自給自足が基本なので市場に出てくるブータン産の赤米はとても貴重なもの。どうしても高額となってしまうのだそうです。安いお米はインドからの輸入米です。高級と言われる赤米は1キロ70ヌルタム(約160円)でした。
2008年に王政百周年を記念して2階建てのビルに変身したこちらのマーケット。2階部分はブータン国内各所から集まったオーガニック農産物の市場になっています。
ここにも面白いものがたくさん!
こちらは酒粕。酒粕とお米でブータンのお酒を造ります。
こちらは農家直送のフレッシュチーズ。
こちらも農家直送のバター。
タケノコの水煮。
農家の手作り箒。
そしてブータンでは「野菜」として食べられているみんなの大好物唐辛子!
今ちょうどシーズンの杏茸やゼンマイもたくさん出ていました。
杏茸は500グラム300ヌルタム(約600円)。シーズンが始まったばかりの松茸は1キロ90ドルだとか!でもほとんどが日本に行ってしまったようで、市場で探すことはできませんでした。
一見スパイスコーナーに見えるこちらは、ブータン人も大好きなお香のコーナー。ブータン人は毎朝お香を焚いて清めており、どこに行っても松や杉の良い香りがしてとても落ち着きます。
こちらもお香コーナーにあったもの。仏事に欠かせないサフランも売っています。サフランはブータンでは食用ではなく、聖水に使われるとのこと。
続いて対岸の日用品コーナーへ。
こちらはルンタの印刷に使われる版です。
2015年現在のブータン物価事情(キロ当たりヌルタム。1ヌルタムは約2円)
麦 22
米 60
ポテト 60
トマト 50
アスパラ 50
きのこ 68
牛肉 124
豚肉 151
マトン 196
鶏肉 154
出典:ブータン統計庁統計資料2015
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