2014年7月6日日曜日

第26回歌の祭典:舞台の裏

2万人もの人々が舞台に立つイベントでは、色々なことが起こります。熱気で倒れる人も沢山出ています。そんな舞台裏の裏方の皆様の活躍を少しご紹介します。舞台で蛍光黄色のベストを着ている皆さんは実は救助隊員の皆様です。色々なところに目を配って常に歌手の皆様が安全に歌っているかをチェックしてくれる大切な役割を担っています。
救助隊員の皆様に気付いていただくために、楽譜にちょっとした工夫がされています。こちらが楽譜ですが、これは出場する区分ごとに異なる表紙となっています。私は混声合唱で参加したので、緑色。女声合唱はピンク、子ども合唱は黄色などと分けられています。

表紙と裏表紙の裏は真っ赤に印刷されており、緊急事態が発生した場合は緊急隊員に分かるようにこれで合図することになっています。楽譜が配られたときには趣味が悪いな~と思っていたのですが、そういう秘密があったとは考えも及びませんでした。すばらしい工夫だと思います。



出演者に配られるリストバンドも、出演演目により様々な色に分けられています。そしてこのバンド、一度付けるとはさみで切るまで取れない構造となっています。警備の人はこのバンドを厳しくチェック。

その他、食事の配給(残念ながら食堂の取材はできませんでしたが・・・)、取材、宿舎の確保、などなど、沢山の人の協力により歌の祭典は運営されています。この組織力たるやすばらしいものがあります。5年に1度のことなので、すでにシステム化されているようでしたが、2万人が舞台に上るときも何のパニックもなくスムーズに上げられるということだけでもすばらしいと思ってしまいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿