2025年3月8日土曜日

トレフミヤモト(六本木 フレンチ)

 本日は六本木のトレフミヤモトでランチ。出汁と香りにこだわったレストランとのことで、楽しみにしてきました。

お皿はクラシック。


まずはアミューズから

こちらはパテドカンパーニュ。上にはりんごのコンポート。そしてアクセントに台湾の山胡椒マーガオ。

豚のすね肉の煮凝り。中にはレンズ豆とお野菜が入っています。上には黒大根とタスマニアマスタード。

ライムギパンの上に乗っているのはフランスのウサギのパテ。

こちらはパンも全て自家製!そしてお料理とペアリングされているそう。
最初のパンはパンドミ。

最初の前菜はシェフのスペシャリテ。テントウムシのデザインのトマトサラダ。お客様が選んだスペシャリテだとか。
トマトの中に、ズワイガニとほたてが入っています。トマトは野菜出汁のゼリーでコーティングされており、上にはブラックオリーブで模様がつけられています。ソースは鶏のフォンと赤ピーマン。周囲の緑のソースはブロッコリーのソース。大変手間のかかる一品です。






次の御料理に合わせるパンはライ麦とキャラウエイシードのパン。

続いての一品もスペシャリテ
「クロメスキ」という一品です。


こちらがその一品!なんだか小さなコロッケのよう。トリュフとフォアグラの御料理です。30年前に250年前のベルサイユの文献を参考にシェフが開発した一品なのだそうです。当時のパリでは、一度作ったものを分解してもう一度作るという手間をかけることが大切にされていたとかで、このクロメスキもフォアグラのパテを作ってはくずして、という工程を2度繰り返し、ソースと香りだけにしたお料理だそうです。これを作るのに10日間かかるそうです。



まずは角を少しかじってみます。フォアグラとトリュフの香りが一気に鼻孔をくすぐります。厚めの衣の中に入っているのは液体です!その秘密はこの衣。8時間ごとに4回も衣をつけているとのこと。

衣を少しずつかじりながら、アツアツのソースを少しずつ飲みながら楽しみます。


すばらしい一品でした!

続いてのパンはあおさ入りのパンです。

福岡のすずきをポワレしたものでした。
ソースは鳩の骨とお野菜から作ったソース。
シャントレールとほうれん草、そして初物のロワール産のホワイトアスパラガスが添えられています。

お肉料理に合わせるのはフランス産小麦粉入りのパン。

牛もも肉を煮て香ばしくグリルしたお料理。
上からジロール茸とセップ茸のソースをかけていただきます。こちらは鶏のフォンとフォンドボーを合わせたソースだとか。添えられているのはスナップエンドウ、ポテトグラタン、人参のグラッセと光を当てずに育てたタンポポの葉。

焦げ目の苦みも含めて計算されたお味。お肉はホロホロです。

デザートは和を感じるお皿に仕上がっていました。
葛切りをミルクと白あんを合わせて丸めたものに、抹茶、ダークチョコレートをかけて、キビ砂糖のキャラメルアイスを添えたものです。
この一品にはシェフが一皿の中で必ず大事にしている、塩味、酸味、甘みと苦みをそれぞれわかりやすく感じることができる一品となっているとのことでした。シェフはこの4つの味にうまみのソースでコーティングするお料理を目指しているとのことでした。

プティフール

右上から時計回りにアーモンドのクッキー、ニースのホロホロのココナッツクッキー(焼きたて)、あまおうゼリーとチョコレートのチーズケーキです。

シェフの思いが伝わるすばらしいランチでした!









ランチ           11,000
ワイン       2,600
水         1,600





2025年3月7日金曜日

おうちごはん(チキンと舞茸のスパイスカレー)

金曜日はカレーの日!本日はチキンと舞茸たっぷりのスパイスカレー!
大ぶりの舞茸の存在感がすばらしい! 


2025年3月4日火曜日

中華そば 多賀野(荏原中延 ラーメン)

久しぶりに中華そば多賀野でランチ。相変わらずの人気店ですが、システムがしっかりしているので時間前に呼び出してくれます。

本日も粟國の塩つけそばをオーダーしました。

 

スープは途中で一度温めなおしてくれます。温めなおしの際に入れてくれるすりごまがまた良い味変になります。

自家製の海藻入り麺がつるんとしていてコシがあって本当においしい!









粟國の塩つけそば      1,000


2025年2月24日月曜日

ルブルギニオン(六本木 フレンチ)

六本木の老舗フレンチ、ルブルギニオンでランチ。今年25周年を迎えました。大都会にありながらアプローチには、ちょっとしたガーデンスペースがあり、ここでスイッチが入れ替わる感じがします。

 




本日はスペシャルランチをお願いしておりましたが、メインディッシュは選択可能です。




アミューズはチーズと豚肉のグジェール。チーズ風味のシュー生地の中に豚バラ肉を生クリームで煮込んだ餡が入っています。




パンはバゲットで、リベイクしてホカホカが提供されます。



本日の冷前菜は帆立のカルパッチョでした。カルパッチョの下には、アンディーブのソテー、雪下熟成じゃがいもという糖度がのったじゃがいものサラダ。上には千切りのトリュフと食感のパートブリックを揚げたものがのっています。
ソースはフロマージュブロンがベースのものと、バルサミコソースとマデラ酒がベースになたものの2種類。
アンディーブの苦みやパートブリックの食感が良くおいしかったです!
下に敷かれていた雪下じゃがいもは、高級ポテトサラダなのですが、もう少しプレゼンを変えた方が良かった気がします。

温前菜は、北海道産真鱈の白子のムニエル、函館の王様しいたけ


一番下にはマッシュルームのデュクセル、春菊とごぼうのソテー、白子のムニエルの上に大様しいたけ、トップにはハーブのサラダがのっています。白子はあまり得意ではないのですが、これは全体のバランスがすばらしく、とても美味しい洗練された一品でした。

次のお魚料理には赤ワインも合うということで、ハーフグラスいただきました。
お魚料理は平目のポワレ、菊芋のブルー手、エシャロットのロースト
平目は青森産の天然物、ほうれん草やチョリソ―のソテーが下に敷かれており、菊芋のスープ仕立てのソースでいただきます。

こちらは内臓料理がお得意ということでしたので、メインは内臓ソーセージをチョイスしてみました。
コリコリした食感の良い内臓がたっぷり詰められています。マスタードソースとの相性もとてもよく、付け合わせも抜かりなくおいしかったです。

黒毛和牛のブッフブルギニオン。牛肉の首肉を使ったもので、ホロホロの美味しさ。ヌイーユも食感がすばらしくソースも濃厚です。

デザートは別のメニューから選びます。赤ピーマンのプリンとチョコレートムースが創業当時からのメニューだそう。


苺のサラダとエスプーマ、バニラのグラニテ
バニラのグラニテがさっぱりです。
安納芋のモンブラン。お米のパヴァロアとバニラアイス添え

とても美味しくいただきました!残念だったのは、あらかじめお店側が決めたコースメニューだったにも関わらずプレゼンテーション(見た目)が似通っていたこと。それぞれの味は全く異なるのですが、その点が少々残念。また、伝統的なフランス料理だったので、もう少し酸味等も生かしてた味のメリハリがあっても良いのかなと思いました。






季節のおまかせランチコース      10,000

グラスワイン白ハーフ          2,100

グラスワイン赤ハーフ          1,400

ミネラルウォーター            900