2014年8月18日月曜日

タラの丘とニューグレンジ(アイルランド旅行)

本日はバスツアーでダブリンから北西約60キロにある世界遺産観光へ。
こちらはアイルランド人の心の故郷、タラの丘です。入り口ではアイルランドの守護聖人聖パトリックが迎えてくれました。パトリックは元々奴隷としてウェールズからアイルランドに連れてこられましたが、その後、神のお告げを聞きヨーロッパで神学を学び再びアイルランドに戻ってアイルランドでキリスト教を広めたと言われています。

 タラの丘は紀元前200年頃からアイルランドに移住したケルト人の聖地だったところです。今は自然が美しい丘でほとんど何も残っていませんが、ここはアイルランド最大のパワースポットだそうです。





続いてニューグレンジの牧場でお昼休憩をとりました。

簡単な牧場のカフェでしたが、

サンドイッチもスープもとても美味しかったです!!





ガイドさんのお勧めは、バノフィーパイ。バナナとキャラメルのパイです。カロリーを考えると気が遠くなりそうですが、お勧めどおり濃厚で美味しかったです!


そこから徒歩でいよいよニューグレンジへ。ここは、5000年以上前の巨大古墳です。残念ながら古墳の周りの石積みは考古学者が残っていた石を想像で積み上げたものなので、当時のままではないようですが、石板で積み上げられた墓室の約20トンの天井は当時のままだそうで、現在も一滴の雨水も浸入していません。


 こちらが墓室の入り口です。普段は真っ暗ですが、1年に1度冬至の時だけにここから光が差す設計になっています。中にはレンジャーさんが案内してくれますが、冬至の時の状況を電灯で再現してくれ、感動しました。古代を生きた我々の祖先の知恵はすばらしい。




ここではあちらこちらに渦巻きの模様やひし形の模様が見られますが、これらには宗教的な意味があるとされています。








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