2019年12月26日木曜日

割烹旅館若松(函館宿)

本日のお宿は1922年創業の和風老舗旅館、若松。昭和29年には天皇陛下が御宿泊された御宿だそう。




チェックインは樹齢250年の一枚板のテーブルが印象的なロビーで。

お薄とオリジナルのダクワースをいただきました。

抹茶のたっぷり入ったダクワース。とても美味しかったです!

 ロビーエリアには、24時間お茶/コーヒーのサービスも用意されています。




お部屋の玄関は大変広く、とても贅沢な作りです。

床の間。


 外国の観光客を意識してか、あらかじめ低いベッドが用意されています。


夕食は別のお部屋で。



先付。豆乳豆腐。上には生うに、いくらと岩茸が乗っています。

前菜は左から粒貝旨煮、蓮根万年煮、別甲生姜松葉刺し、松風、ごぼうのアーモンド揚げ、北海縞海老、うぐいす菜、サーモン砧巻き。縞海老がとても甘くておいしかったです。

お刺身は道南の魚介類。鯛、まぐろ、北寄貝、勘八。
どれも新鮮で、甘くてとても美味しい!



煮物碗は帆立の真丈薄葛仕立。横綱椎茸、うぐいす菜、人参と柚子があしらわれています。とても優しいお味です。


 郷魚は毛がにとスダチです。身がほぐしやすいように鋏が入れられています。甘くしまった身に幸せを感じます。

ほぐしたらこんなにたくさん身が入っていました!

焼肴は紅鮭の酒焼き。青海大根、春菊の白和えと酢取り茗荷があしらいです。

煮物は、かすべ(エイのよなお魚)の揚げ煮。かすべは骨もいただくことができます。越冬ごぼう、小芋、人参、蕪と絹さやが添えられています。


御食事は大根ご飯。北海道産の「きたくりん」を使用したものです。


デザートは左上から、ラフランスのジュレがけ、パイナップルのパンナコッタ、メロン、いちごとシャインマスカット。


朝食も気合の入ったものでした。
まずはお野菜のジュースで胃を目覚まします。これには、ホウレン草、キャベツ、人参、セロリ、りんご、ミルクとはちみつが入っています。


自家製の納豆。こちらは日本最大級の大豆、タマフクラを使ったものです。そしてこれまた自家製のイカの塩辛。


お重の中の煮物。大根と昆布、イカメンチ。



湯豆腐。

ホッケの一夜干し。

トマトとブロッコリーのごまだれかけ。

茶碗蒸し。中には小さな梅が入っています。
今日も元気いっぱい過ごせそうな朝食でした!
温泉のお湯もすばらしく、とてもゆっくりさせていただきました。

0 件のコメント:

コメントを投稿