2011年6月11日土曜日

パンクソングフェスティバル

本日は大関把瑠都の出身地として親しまれているラクヴェレにやってきました。ラクヴェレのシンボルは中世に築かれたお城です。
今日はこのお城を舞台にパンクソングフェスティバル~アナーキーin the EU~が開催されました!パンクソングフェスティバル(エストニア語ではパンクはプンクです)が開催されるのは今回が2度目。第1回目は2008年に開催されています。


リハーサルは前日の夜から開始されました。今回参加した合唱団は全国から92!!今回歌う23曲はそれぞれの合唱団で練習を積み、前日と当日のリハーサルで初めて全員が声を合わせます。ラクヴェレでは学校の体育館などが解放され、泊りこみ体制で本番に向けます。

 滞在中の食事は全て主催者によって準備されました。





 お揃いのTシャツも用意されました。

リハーサルからすでにパンク気分。皆さん相当気合が入っています。



本番前には会場までパレードが行われました。これが我が合唱団の即席パンク旗です!

沿道に 応援に来てくれたちびっこもこんな素敵なパンク姿!
 とにかく人人人。


 コンサートの開始は20時からです。パンク紙も配られました。歌詞も掲載されており、一緒に歌いたい人は一緒に歌うことが出来ます。今回練習した23曲は、ほとんどが英語の歌でしたが、エストニア語、フィンランド語、ドイツ語、ロシア語のパンクソングも入っていました。






こちらは開始直前の舞台の様子です。


いよいよ開幕!とにかく大盛り上がり!舞台も客席もほとんど一体になっており、いったいどこからが客席なのかがよく分からなくなってきました。一応最前列には警備の方がおり、狂った観客が舞台に入らないようにはなっていましたが・・・。何人か出てきた指揮者も工夫を凝らしたパンク姿でのりのりです。

エストニアの合唱のすばらしいところは、「パンク」と名がついていても老若男女が参加しているところです。いつもはまじめそうなおじいさんやおばあさんもパンクになりきってとにかく皆がクレージーになる(なれる!)、そんな楽しい催しでした。帰りがけにはこんなオリジナルグッズを頂いてしまいました。
そして今日はもう一つ良いことが・・・。コンサートが終了したのが22時(2時間歌いっぱなし!)、タリンに戻ってきたのが何と午前2時だったので白夜を楽しむことが出来ました。白夜は5月末から7月末頃まで続くそうです。

"Punk on Lahe!!"(Punk is cool!!)

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