2013年8月31日土曜日

River Cafe (ロンドンレストラン)

本日はテムズ川沿いの人気のイタリアン、リバーカフェに来ました。ここ、リバーカフェは1987年にオープンして以来、イギリスにおける本物のイタリアの味を引っ張って来ました。セレブシェフのジェイミー・オリバーもここでの修業経験があります。



倉庫を改装したレストラン。内部は細長く両辺はバーカウンターと外につながるガラスの扉です。天気の良い日は最高に明るい店内です。いすはスチール製ですが、意外なほど座り心地が良かったです。

陽が差すテラス席も大人気。オープンキッチンには大きな窯があります。
 
メニューはお昼と夜、一日に2度変わります。ランチセットのようなものはなく、アラカルトのみ。しかもかなり強気の値段!!!これは一部批判の対象になっています。

まずはパンが出てきました。切りたてのようではありますが、カラカラのパン。こういうものなのでしょうけれど、ちょっと・・・。

アンティパストには、ホタテ貝を頂きました。チリ、セージ、ポレンタが添えられています。もう一品はイカのグリル、チリとロケット添え。いずれも素材の味が生かされた一品。魚介類の美味しさに慣れた日本人には極めて普通の品。特にイカは海の家でも同じようなものが出てくるのでは?と思わせる何の変哲もないものでした。でも実はこの一品、このレストランの代表的なお料理なのです。
メインはプリモから選びました。ジロール茸のタリアテッレとドーセット蟹のリングイネ。パスタはいずれもうなる美味しさ!さすがです。タリアテッレは、パスタの量より多いのではないかというくらいたっぷりのジロールが入っており、パセリとパルメザンチーズと絡み合い、本当に風味豊かで美味しいお味。本日一番のお気に入りになりました。リングイネもたっぷ~~~~りの蟹肉が入っており納得のお味。ここまで美味しいものが頂けるとは思っていなかったので感動です。 
かなりお腹いっぱいになってしまいましたが、デザートも頂きました。パンナコッタとアーモンドと梅のタルト。いずれも甘すぎず、美味しいものでした。


 













市内から少し離れた立地条件でこのお値段、本当にびっくりするほどお高い(あのイカのグリルが3,000円!日本だったら海の家で同じ鮮度と美味しさのものがきっと500円で食べられます)のですが、こんなに人気の理由がパスタを食べてよく分かりました。本当に良い素材を使っていてシンプルに作りあげています。庶民にはこのレストランでメインコースを食べる気にはとてもなりませんが、スタッフのサービスも気持ち良く、素敵なレストランでした。次回来ることがあればお散歩がてらにパスタだけを狙って食べたいと思います。