2010年1月7日木曜日

またしても・・・

またしてもやってくれました。イルヴェス大統領。泣かせてくれます。


【イルヴェス大統領恒例の年末スピーチ・ポイント(12月31日大統領府発表:sunflower仮要約)】

 この一年は我々にとって多くの変化があったと同時に認識を新たにすることや学びも多かった。我々は個人や国の成功は経済指標で測れるものではなく、人々の満足度と将来への自身が基準になるものであるということを学んだ。(・・・)今年一年を振り返ると、我々は10万人もの失業者を出し、エストニアにとって非常に厳しい年であった。完全とまではいかないが失ったものは徐々に戻ってくる。一年を終えるにあたり国民の一人ひとりが自信を持ち続けてくれたことに心から感謝したい。指標は指標でしかない。重要なのは誠実な精神を養うための技術とその決意。そして国民がそれらに感謝することである。誠実さの精神は年齢も職業も地位も関係なく養うことが出来る。この小さな国では一人ひとりが重要で一人ひとりが必要とされている。それを忘れないでほしい。誠実さは自分たちの家、自分たちの村そして自分たち自身を大切にすることから始まる。身近な人に目を向け、そして大切な人を思い浮かべよう。そうすれば暗い空から夜明けが始まる。


歌の祭典の際のスピーチも感激しましたが、これも感激です。英文で読んでこの感激ですからエストニア語で直接聞いたらきっと涙が出るでしょうね。「一人ひとりが重要で一人ひとりが必要とされている」なんて言葉を国のトップから言われたら国民は皆頑張りますよね。日本でも選挙の時には良く聞きますが、重みが違う感じがします。

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