2010年10月24日日曜日

もうすぐユーロ圏

エストニアのユーロ導入まで2カ月と少し。エストニアが悲願していたユーロ導入ですが、現実的になればなるほどこれまで慣れ親しんだクローンとお別れするのが本当に寂しくなってきました。外国人の私でさえこのような感情になるのですから、エストニア人の寂しさはこれに比べることは出来ないものだと思います。
ユーロ導入を目前に控え、街では大きなショッピングセンターなどで政府がユーロの紹介イベントを行っています。ユーロが導入されたらいったい私たちの生活はどうなるの?レートは?銀行口座は?などなど、一般市民の疑問に分かりやすく答えています。

EUの中でエストニアが17番目のユーロ導入国になります。紙幣は共通ですが、コインは各国でデザインが異なります。コインは8種類ありますが、国によって異なるデザインにしたり同じデザインにしたり様々。エストニアのコインのデザインは公募で選ばれました。134の公募の中から電話投票でLembit Lohmusさんがデザインしたものが45,000の票を集めて選ばれました。エストニアの国土図のまわりに12の星がつき、中心にEESTI(エストニア)と書かれたものです。これらコインはフィンランドで造幣されます。

8種類のコインに同じデザインが使われているのはベルギー(アルベール2世国王)とアイルランド(アイルランドハープ)です。
コウノトリがユーロを運んでくるというのが面白いですね。
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子ども用の解説もあります。






レートの説明です。
歴史的瞬間まで2カ月と少し、それまでクローンに感謝しつつ別れを惜しみたいと思います。

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