2009年11月25日水曜日

闇夜の映画祭


夏は白夜でも冬はその分常に真っ暗なエストニア。平等と言えば平等ですが、あまりの暗さに太陽が恋しくなります。一日中薄暗い北欧の国では冬季うつ病になったり睡眠障害を抱える人も少なくないらしく、人工的な光を浴びて体内時間を調整したりしている人もいます。

暗さと言えばつい最近知ったことですが、こちらでは冬季には反射グッズを身に着けることが法律で定められているのだそう。私も早速トナカイ君のリフレクターを購入し、かばんに付けました。15クローン(150円)也。色々なところに色々な種類の反射グッズが売られており、これからは市民が身につけている反射グッズを研究することも楽しみの一つになりました。

そして、今日からタリンではブラックナイツ映画祭が始まりました。今年で13回目という歴史のある闇夜の映画祭。今日のオープニングには本当に多くの人が来ておりびっくりしました!13はエストニアでも縁起のよろしくない数字らしく、オープニングの演出は何と停電。主催者はこれで厄払いが出来た、といったようなことを言っていました。

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