2024年2月10日土曜日

IL NODO (イタリアン 鎌倉)

鎌倉のイタリアンIL NODOでディナー。暗くなってから行ったので、少し迷ってしまいました。


メニューはお任せのコースのみ。~鎌倉で感じる冬~
~INVERNO 神奈川 冬の様子~
採れたてわかめの塩ゆでとほうれん草のタルト

わかめそのものの味を楽しむ一品。しっかりした歯ごたえのおいしいわかめ。
ほうれん草のタルト。

パリパリタルトの上に、自家製サワークリームと自家製味噌。最後は肉厚ほうれん草。甘めのお味噌とサワークリーム、そしてオリーブオイルが合わさって素敵なイタリアンに!

2月のお野菜やハーブの一皿。何と50種類以上のお野菜やハーブが使われているとのこと。ソースも8種類!コースの中で一番時間のかかるお料理だそうです。
中にも種類が異なる様々なお野菜が様々な調理方法で並べられています。右側の丸い形のは神奈川産小麦を使ったガレットです。
まだまだたくさん!
~VERDE 青~
青がテーマの湘南クレープです。器は青磁。冬の枯れ葉を演出している小松菜は7種の調理法で表現されています。小松菜は青臭さがテーマ。


枯葉をめくるとそこには日向夏を皮ごとジャムにして青臭さを出したもの。青魚、逗子小坪漁港のサバのグリル、小松菜のピュレやパウダーなど様々な調理方法で盛られています。

米粉のクレープでぐるっと巻いていただきます。様々な個性の強い食材が合わさり、すばらしいハーモニーを奏でます。
パンは2種類。自家製フォッカッチャと全粒粉のパン。
~VAPOLE 神奈川県 鍋~
最初に出てきたわかめのゆで汁のベースに長ネギと牡蠣を加えた鍋。上にはピクルス、アンチョビとイタリアンパセリを混ぜたサルサヴェルデ。ほんのりした酸味がアクセントになります。大ぶりな牡蠣もふっくら、ほっくり仕上がっています。

~PROFUMO 神奈川の香り~
続いては贅沢な逗子小坪漁港の黒鮑。

鎌倉大根のポタージュ、ステーキが合わせられており、上からはこれまた神奈川のトリュフや鮑の肝のソースがかけられています。黒鮑のステーキも柔らかくて美味しかったです。

~ZUPPA DI PESCE エスニック ブイヤベース~
続いては小坪漁港の平目を使った一品。
上から小魚をたっぷり使ったスープがかけられました。

ハーブをめくるとジャガイモの衣をまとってこんがり焼かれた平目。底には人参のピュレ。平目はほっくりやかれていました。

~KANAGAWA 神奈川ならでは~
ゆっくりとローストした菊芋とシラスを合わせた一品。
白いソースは発酵したシラスとリコッタチーズを合わせたもの。上にはカレーリーフとピクルスにしたコリアンダーシード。落花生の葉のパウダーやもみの葉もそれぞれがよい仕事をしています。


~PRIMI PIATTI 手打ち~
キッタラ(ギターの弦)パスタ。ほたるいかとふきのとうのペペロンチーノ

~LA CARNE 宮崎県×鎌倉~
宮崎県山崎牛カイノミを稲わらと麦わらで燻製
菜の花のソース、玉ねぎのピュレ、ポルト酒のソースが添えられて出てきました。上にはのびる、カラスノエンドウを揚げて苦みと香ばしさを出したものがのっています。
お肉そのものもとても美味しかったですが、ソースやあしらいとの相性もすばらしかったです。

~DOLCE 畑・山を感じるデザート~
デザート一品目は青臭シリーズパート2。
八女熟成茶のパンナコッタ、小松菜(最終形態)のジェラートの青臭いオリーブオイルかけ。
ほんのりとした甘さ、そしてお口の中をすっきりさせてくれるすばらしいデザートでした。

最後のデザートも凝ったものでした。


底にはもみの木の香りをつけた生クリーム、フキノトウと塩味のセミフレッド、クロモジのジェラート、メレンゲ。

食後のドリンクにはレモンバーベナとミントのハーブティーをいただきました。
全てのお料理がとても凝っていて、手間がかかっていることがよくわかるコースでした。
とても美味しかったです!あっぱれシェフ!また別のシーズンに来てみたいと思います。












おまかせコース  14,520


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