プリンセスマリア号は翌朝9時にサンクトペテルブルク港に到着。港で入国にかかった時間は何と1時間。この間目撃した割り込み数知れず。非効率極まりないシステムに諦めて歌いだす観光客も登場するなど、面白い幕開けとなりました!
セントピーターラインのツアーのホテルはフィンランド系のSokos Palace Bridgeホテルでした。モダンな快適なホテルでした。まずはボルシチとストロガノフで腹ごしらえ。美味しかった!!
早速観光へ。サンクトペテルブルクは1703年、ピョートル大帝が創建し、後に帝政ロシアの首都となりました。元々は何もない沼沢地からこれだけのものが創設されたのですから驚きです。
こちらは宮殿広場。右は宮殿広場旧参謀本部とにかく何でもスケールがとてつもなく大きいのにはびっくりしました。
そしてこちらが夢にまで見た憧れのエルミタージュ美術館。実際に見てみるとなかなか派手な建物です。
エルミタージュ美術館には300万点の美術品が収蔵されており、1作品1分、1日8時間かけても17年間かかると言われており気が遠くなるほどです。エルミタージュは宮殿ですから、その部屋自体も美術品。まさに見どころばかりの美術館です。
まず私たちを迎えてくれるのが正面階段の「大使の階段」。多数の外国からの賓客を迎えた所だとか。ロシアバロックの華やかさに目がクラクラします。
ピョートル大帝の間。
聖ゲオルギーの間。
エカテリーナ2世の愛人が暮らしていたというパヴィリオンの間。からくり時計「孔雀の時計」は愛人ポチョムキンからエカテリーナ2世へのプレゼントとか。
名画も数々展示されています。 時間もないのでとりあえず有名どころを押えました。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「聖母ブノワ」1478年レオナルド・ダ・ヴィンチ「リッタの聖母」1490 - 1491年
ラファエロ「聖家族」1506年
ティツィアーノ 「懺悔するマグダラのマリア 」1565年
ティツィアーノ「ダナエ」1553 - 1554年頃
ロダンの彫刻
カラヴァッジオ「リュートを弾く若者」1595年
ゴヤ「アントニア・サラテの肖像」1810 - 1811年
エル・グレコ「使徒ペトロとパウロ」1587 - 1592年
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