2011年12月22日木曜日

Roganic (ロンドンレストラン)

クリスマスイルミネーションが美しいロンドン。観光客やクリスマスプレゼントを求める買い物客でごった返していて道をまっすぐ歩くのが大変。


オックスフォードストリート













今日はクリスマス前で大忙しのロンドンで2年間限定でオープンしているという今人気のレストラン、Roganicにやってきました。忙しいストリートからほんの2~3分歩いただけですが、とても静かに感じる場所にあります。
Roganicは湖水地方にあるL’Enclumeの姉妹店。英国の食材にこだわったお店です。











今日は普通のメニューとベジタリアンメニューの2種類(いずれも6品)しかありませんでしたが、普段のディナーは6品か10品から選ぶそうです。
アミューズはコーンビーフのコロッケと人参のクリスプ。人参のクリスプの上にはクリームチーズが乗っています。期待が高まります!
 パンは4種類。両端のパンはお食事のパンと言うより、そのものを楽しめてしまえるような総菜パン風。右はタイムと栗の入ったクリスプパン、左は少し甘くてマフィンのようです。バターはふんわりホイップされたものが石の上に乗せられました。


前菜1品目はキャラメル化されたカリフラワーにサワークリーム、レーズンと緑の葉(ソレル)が添えられたもの。優しいお味です。

ヘリテージポテト、玉ねぎの炭、パセリ、赤クレソン添え。ヘリテージ(遺産)ポテトとは一体どんなポテトかと思いましたが、とても詰まった感じのするポテトでした。玉ねぎの炭との組み合わせがコンソメ味のポテトチップを連想させてくれました(例えがB級・・・)。
雑穀のお粥。ブルーチーズ風味です。上に乗せられた黒い物体は洋ナシの焦がしたもの。意外な相性にびっくり。ここまでの3品はベジタリアンメニューとも共通するものです。
お魚料理はツノガレイをフェンネルベースのスープで煮たお料理。さっぱり優しいお味でした。 
お肉料理は鴨でした。クロウメモドキやレッドカーレントなどフルーツを使ったソース添え。美しいローズに仕上がっておりやわらかい鴨でした。
お口直しのシャーベットは漢方風(笑)。でも美味しかったです!
本日一番のお気に入りはこちらのデザート。ビルベリーにヨーグルトのアイスクリーム、タイムとレモンのシャーベットの上に乾燥したキャラメルが添えられています。複雑なようですが、お口の中でのハーモニーは計算されつくされています。もちろん一つ一つ頂いても申し分ない美味しさ。

最後にはさっぱりしたヨーグルト風の飲み物とかわいらしいカップケーキが出てきました。
こちらのメニューは野菜が沢山使われており、油分も控えめでとてもヘルシー。量は他のレストランと比較すると若干少なめですが私の胃袋には八分目で美味しく味わうにはちょうど良い量でした。



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