本日は表参道から徒歩15分の閑静な住宅街にあるレフェルヴェソンスで記念日ランチ。
2010年に独立した生江史伸シェフは大学で政治学を学んだ後、シェフを目指した異色のシェフ。イギリスのファットダックでもスーシェフ兼ペイストリー担当で腕を振るっていました。本日はそんなシェフのハートと哲学を感じる素敵な時間を過ごすことができました!
店内はどの席からもお庭を望むことができるようにデザインされているとのこと。これも非日常の世界をリラックスして過ごしてほしいというコンセプトの現れだそうです。
ウェルカムドリンクは日本酒と赤ワインを混ぜたものです。
一品目はかぼちゃのピュレ、その上にシェリービネガーのジュレ、上の泡の中には鱧が入っています。すだちの皮の香りがほんのり立ち上ってきます。鱧には丁寧な味付けが施されており、しょうがの香りもしました。右はお口直しのいちじくと日本酒の液体窒素。
歳時記 |
続いてはアップルパイのようにと題された一品。いかに生産者とつながった仕入れを行っているかなど、お店のこだわりの書かれた紙が乗っています。
パイはバターの香り豊かなサクサクのパイです。中にはあん肝、ゴボウ、黒トリュフ、リンゴが入っています。
アップルパイのように#35 |
絹ごし豆腐と自家製サワークリームのスプレッド。
パンは大阪のル・シュクレ・クールから取り寄せているものだそうです。お店で蒸して、バーナーで炙って提供しているとか。もっちもちのすばらしいパンでした。自家製スプレッドとの相性も抜群。いくらでも食べられそうです。
続いては本日のナンバーワンとなった一品、「豊潤」。酢とすだちで〆た北海道産の秋刀魚です。レイヤーの一番下には蓮根餅、続いて春菊のピュレ、松茸、最後に〆秋刀魚が乗っています。
豊潤 |
蓮根餅のモチモチ感、春菊、松茸やすだちの皮の香りに新鮮な秋刀魚、全てのバランスがとても素晴らしい一品でした。
断面はこのような感じです。
続いてはスペシャリテの「定点」。千葉県東庄産のカブを4時間火にかけてバターで香ばしく焼き色を付けた一品。どの季節に行っても必ず同じレシピで出される品だそうです。
定点 |
抱擁の秋 |
続いてはラギオールのナイフコレクションから好きなものを選ばせていただけます。
本日は栗のナイフを選ばせていただきました。
お肉料理は京都の七谷鴨の炙り焼き。鱈とガーリックとポテトを使ったブランダードソースとビーツのソースがかかっています。添え野菜はドライのカーボネロと長ネギ。
海の神 山の神 |
記念日には素敵なプレートが出てきました。オレンジ風味のチュイールの中にろうそくが入っていました。
デザートは3種類のブドウを使ったさっぱりした一品。上にはシャインマスカットとサニードルチェ。
透明 |
かわいらしいプティフール。
マロンケーキ
プチシュー
干し柿をぎゅうひで包んだもの。
目の前でお抹茶を点てていただきました。社員は全員毎月お茶を習いにいっているそうです。
ピーナッツミルクのドリンク。ワールドピースというタイトルです。甘いものは世界の人々を幸せにするということ、また世界のつながりは意外にも身近であるということでその名がつけられたとか。
最後にハーブティーもいただきました。
お土産には自家製のパウンドケーキをいただきました。酒粕、鳴門金時とピーカンナッツが入っています。どこまでも和の素材にこだわる素晴らしさ!
そして完成された美味しさ!!本当に最後まで楽しませてもらいました!!
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