2017年8月20日日曜日

イスラエル旅行(2日目:②エルサレム旧市街(神殿の丘):嘆きの壁)

続いて嘆きの壁(ユダヤ人は「西の壁」と呼んでいます)へ。ユダヤ人はお祈りを唱える前に手洗いの儀式を行います。取っ手が2つ付いた器を右手で取り、左手に渡し、右手に3回、持ち替えて左手に3回水をかけることをもう2度繰り返すというのがそれです。男性は頭にキッパを着用する必要があります。


お祈りの場所は男女異なります。女性は向かって右側、男性は向かって左側で祈ります。また、嘆きの壁の入り口近くには服装のチェックをする係の方が座っていて、ノースリーブなどお祈りにふさわしくない服装をしている人にはショールなどを貸し出していました。

嘆きの壁は、かつてユダヤ教の神殿が建てられていた神殿の丘の西側の壁です。

壁の隙間には神様へのお手紙が。


夜になると石の間に溜まった夜露が壁に生えるヒソプの草を伝って落ちてくるのが、帰るべき場所を悲願して涙を流すユダヤ人の姿を映しているようであり、「嘆きの壁」と呼ばれるようになったそうです。しかしユダヤ人からしてみれば、ここはお祈りの場所であると共に結婚式なども行われる場所なので、「西の壁」なのだそうです。

老若男女が一心不乱に祈っている姿には心打たれました。アメリカからのユダヤ人グループも多く訪れていました。






壁の入り口近くには聖書の貸し出しを行っているコーナーもありました。

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