2013年11月17日日曜日

イタリア旅行(シエナその2)

本日はシエナを散策。東西南北坂だらけの街です。
宿泊したホテルの近くでソドマのフレスコ画を見かけました。














そしてもう一つ特徴的なのは、色々な所で見かける生き物のシンボル。これは街区(コントラーダ)を表しています。こちらは豹。
こちらは駕鳥。
 コントラーダは古くからそれぞれの役場、教会、財産、街路、広場があり、統合のシンボルとしてそれぞれ守護聖人、標語、旗、象徴、色、歌を持っているのだそうで、各コントラーダで連帯を持っていたそうです。毎年7月と8月に開催されるパリオと呼ばれる競馬は、今でもコントラーダ対抗で行われ、毎年熱狂的な状態になるとか。
そして、そのパリオが行われるのが街の中心とも言うべきカンポ広場。イタリア一美しい広場とも言われています。貝(扇形)のような少し変わった形をしており、傾斜がかかっています。
 

 こちらは広場にあるガイアの噴水。
 
こちらは、一番低い所にある排水溝。

 市庁舎にも雌狼と双子ちゃんがいました。
 市庁舎の塔(マンジャの塔)。この建物は市立美術館になっていて、美しいフレスコ画を楽しむことが出来ます。「荘厳の聖母=マエスタ」はため息物でした。









サンタ・マリア・スカラ救済院。9~11世紀に貧しい人々を救済するために作られた病院のような施設です。こちらは救済院内部にある礼拝堂。地下にはガイアの噴水のオリジナルの彫刻が展示されています。

 救済院の日常を描いたフレスコ画。
イタリア共和国を守る守護聖人カテリーナの生家。



サン・ドメニコ教会。聖女カテリーナの頭部が聖遺物として納められ、信仰を集めています。



もう少しゆっくりと過ごしたいと思わせる、そんな素敵な中世の神秘的な街、シエナ。もう少し勉強してまたいつか訪れてみたいです。

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