川端道喜の「試みの餅」をいただきました。第12代川端道喜は、裏千家からの依頼によりお正月に楽しむ、花びらもちというお菓子を開発したとして知られています。今回いただいた「試みの餅」は、裏千家の初釜用に収める御菱葩餅(おんひしはなびらもち)の試作品です。
大切に一つずつプラスチックの入れ物に包まれています。
花びら餅は、道喜が御所に納めていたお正月の鏡餅に由来があるものです。正月御居御鏡餅(しょうがつおなりおかがみもち)という鏡餅は、紅白の大きな鏡餅の上に、餃子の皮のような丸い薄いお餅を12枚、菱形の小豆色のお餅を12枚重ね装飾をほどこしたものだったそうです。その餃子の皮風のお餅を葩餅というのだそうです。宮中では、道喜が作ったこの葩餅と紅い菱餅を重ねて鮎を2匹並べ、白味噌をつけて「包み雑煮」としてお正月に配っていたとのこと。鮎は、いつの間にかごぼうになったのだとか。
宮中で献茶をして、持ち帰った裏千家が、宮中献茶を記念し、道喜にお菓子の制作を依頼し、作られたのが、現在広く親しまれているお茶菓子の花びら餅の始まりなのだそうです。
道喜の試みの餅は、想像以上に重く大きいものでした。直径は約12センチ!
餅粉と砂糖を混ぜ合わせたものを蒸して作った餅皮の中には香りの良いごぼうとたっぷりの白味噌(ソースのようにとろけています)。
半日経ってもお餅はまだやわらかく、驚きの食感でした。大変美味しくいただきました。
試みの餅(1つ) 1500






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